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なぜ世界大会へ?

2021.09.02 13:01

どうも、Junです。

毎年夏は世界大会のことしか考えられず、他のことが思うように手につきません。


世界大会の存在を知ったのは2015年のことでした。

世界大会が日本で開催されるので当時僕の所属していた(今も所属しています)日本こままわし協会からもエントリーがありました。

2021年現在見てもレベルの高い技を舞台上で決めるKeita Watanabeは全フリースタイルコマプレイヤー必見です。

驚くべきことに、当時は鬼軸や角軸、ましてやハヤブサなどのマジコマシリーズもなかったのでほぼ木製の鉄輪こまでのプレイです。3位入賞。


当時僕は学校の部活の大会と日程が被っていたため参加を断念。

今思うと世界大会にもっと早くに触れておいた方が良かったのかもしれないとは思っています。


時は進んで2018年。中国は上海での世界大会開催です。

初めての世界大会参加でした。2018年の世界チャンピオンはKanta Taniです。これも必見。



世界大会はルール上、日本のコマには著しく不利です。

世界大会のルールの特徴としては

・トリックの数、種類を重視

・紐を巻き直すと減点

・回転を付け直した状態でトリックを行うと加点

の3点が挙げられます。

単発技が多く、紐を巻くことが前提、回転を付け直すトリックがほぼ無い、という日本のコマでは不利ですね。

ちなみに、このルールに1番則って演技をしていると僕が思うのは2016年チャンピオンのChris Neff。


しかしこの不利なルールでも2018年は日本の選手であるKanta Taniが優勝。日本のコマの可能性を提示した年でした。


現在国内で日本こままわし協会によって行われている大会は、規定トリックを順番に行い、その成功率を競う大会です。日本のコマのための大会です。

世界大会は日本のコマのための大会ではありません。むしろ少数派です。

しかし、少数派の、言うなればアウェイの環境で戦うことに僕は楽しさを見出すのです。

まずボロボロに負けて、そこから自分に足りない技術を見出すことができる最高の機会が、僕にとっての世界大会でした。なので僕にとっての世界大会は今、最高の練習環境なのです。

まだまだ世界のトップは遠いです。もっと技術つけていきます。