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獣医専門予備校VET公式ブログ

安田さん⇔新高3生

2017.03.02 02:48

VETを卒業し、現在麻布大学(獣医)2回生の安田さんが遊びに来てくれました。

新高3生と話していた内容があまりにもよかったので、今回記事にまとめてみました。

目次

【受験編】

・受験生へアドバイス

・部活は続けるべきか?

・オススメの勉強法

・推薦入試 or 一般入試


【キャンパスライフ編】

・生物選択してないと大学で困る?

・麻布に入ってよかったこと

・研究室の決め方

・大学の単位をとるのは難しい?


【受験編】

新高3生「今のうちにやっといたらいいことってありますか?」

安田さん「苦手教科を潰しておくこと」

私は英語が苦手で、とにかくVETで習ったことは完璧に仕上げようって決めてた。模試を受けるのが楽しみになるくらいまで勉強することが大事。模試では、数学や理科のほうが偏差値はとれたけど、入試本番では数学・理科が難化していて、英語で9割近くとれてなかったら落ちてたと思う。それから負け癖をつけないことが大事。私は私大志望で3科目だけ勉強していたんだけど、国公立志望のオッチー(越智さん・現府大生)に得意の数学で負けたりすると悔しかった。オッチーのほうが国語とか社会とか勉強してるのに負けたらアカンやろって思って、めちゃくちゃ頑張ったよ。オッチーがいたから合格できたのかもしれないね。


新高3生「部活は続けたほうがいいですか?」

安田さん「続けるべき。私は辞めて引きずった」

現役生のうちは全部やるべき。現役で合格する子は部活も勉強も両立できてたし。私は途中でハンドボール部を辞めてしまって・・・結局それを引きずってしまい勉強も中途半端になってしまったから。でも、大学では全部やりたいことができてるよ!ハンドボール部のキャプテンだし、獣医の勉強もできてるし、バイトも楽しいし、浪人してでも入ってよかったと思ってるよ。


新高3生「オススメの勉強法ってありますか?」

安田さん「毎朝その日のスケジュールを書く。通学時間を利用する」

ノートを開いて、左ページにその日勉強することを書いて、右ページに実際にやったことを書いてたよ。計画通りにできなかった場合は、無理な計画を立てているか、時間の使い方が間違っているから、徐々に調整していけばいいと思う。あと、VETに京都から通っていたけど、電車やと乗り換えの時間が決まってるから、時間を区切って勉強することができたのが良かったかな。ダラダラせず集中して勉強できたよ。


新高3生「推薦入試と一般入試のどちらに力を注ぐべきですか?」

安田さん「推薦入試の勉強が、一般入試のモチベーションにつながる」

推薦入試はその大学のことをよく知るいい機会だし、大学について調べているうちに「この大学に入りたい」って思いは強くなると思う。そのモチベーションが一般入試で活きるはずだから、推薦入試を受けるからといって、一般入試にマイナス影響がでるとは思わないかな。獣医学部の推薦入試は学力テストが課されるから、どちらにしても勉強はするしね。推薦入試で入った人も、一般入試で入った人と同じように大学の勉強にはついていけてるし、結局頑張る時期の違いだけだと思う。あとは、先生の言うことを素直に聞くのが一番。これだけいい環境で勉強させてもらってるんだから、あとは本人次第でしょ。これだけしてもらって落ちたら親や先生に申し訳ないと思って勉強頑張ってた!


【キャンパスライフ編】

新高3生「化学選択なんですけど、生物やってないと大学で困りますか?」

安田さん「生物オタクおるからきけば大丈夫(笑)」

やっぱり、大学の授業は生物がメイン。化学選択の人は苦労するよ・・・。でも、生物オタクの子が絶対におるから、その子に聞けばなんとかなる!


新高3生「麻布大学に入ってよかったと思うことはありますか?」

安田さん「1回生から解剖や実習があるし、研究室も3回生から入れるところ」

1回生から実習があるのは珍しいと思う。2年の夏には牧場に泊まり込む実習があってすごく楽しかった。それも実習先によるみたいだけど、実習先に詳しい人がいるから聞けば大丈夫!本当に大学は情報戦で、タテヨコのつながりが大事。サークルに入ると、いろんな情報が入ってくるし、他学科の子たちや他大学(青学など)の人たちとも仲良くなれるよ。あと、キャンパス内に動物いるのも嬉しい。研究室も多いし、3回生から研究室入れる。だけど、それが良いかどうかは人によると思う・・・。研究室に入る前に、もっと研究内容や教授のことを知る時間が欲しい人もなかにはいる。


新高3生「希望の研究室には入れるもんなんですか?」

安田さん「研究室ごとにオリジナルの試験がある」

わたしは臨床の放射線学研究室を選んだけど、面接では「ここの研究室きついけど大丈夫?」と言われたぐらいかな。他の研究室だとかなり突っ込んだ質問とかされてるところもあるし、人気の研究室だったら入れない人も当然おるよ。臨床系の研究室はきついイメージが強くて、生化学や微生物学の研究室が人気だったかな?臨床系やってると、動物病院で働き始めたとき役立つけど、逆に大学にいる間は臨床系以外のことを研究するのもありだと思う。とにかくいろんな研究室があるから視野を広くすることが大事で、「これがしたくて大学に入ったけど、あれもいいな」という考え方のほうが得るものが多いと思う。


新高3生「なんで忙しいそうな研究室を選択したんですか?」

安田さん「これだけの設備を利用しないと損だから」

親がお金を払ってくれるなら、私大の方がいいと思う。資金面や設備面では私大>国公立大だから。高い学費を払って通わせてもらっているのに、それを利用しないのはもったいないと私は思った。というか親に申し訳ない。


新高3生「単位とるのは難しいですか?」

安田さん「麻布は追試があるだけマシ」

追試がない大学だと、単位がとれない=留年だから麻布はまだ易しいほうだと思う。それでも追試は1回につき2000円かかるし、問題も難しくなる場合もあるから受けないほうがいい。でも、受験をクリアできていたら大学の勉強にはついていけるからやる気の問題だと思う。ただ、受験をクリアできていなければ、絶対ついていけない量だよ・・・。