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まんまる助産院 出張訪問の母乳相談室

突然の乳腺炎

2021.09.03 08:00

先日ご依頼いただいたお母さんは
お子さんが2ヶ月、そして昨日からおっぱいが張ってきており、熱が37℃後半くらいまで上がってしまったとのこと

昨日は自分で母乳を搾り出したりしていて、診させていただいた時はしこりはそれほどひどくはない様子
ただ皮膚の赤いところはあって、炎症を起こしているせいで熱が出ている感じ

ケアをさせていただくと、しこりがある延長線上の乳腺から真っ黄色い母乳がタラタラ出てきます

押さえたり、そこの乳腺から母乳を出そうとするととても痛がってしまう💦

だましだまし少しずつ出してはみたのですが、お母さんの身体の反応は嫌がっているので、無理せず出せるところまで出して、炎症を抑える抗生物質を産院で処方してもらって様子を見ることにしました

母乳は出ているようなので、飲ませる向きを変えたりすれば少しずつ出てくるよう
授乳の時の注意点やお母さんの過ごし方、今後についてお話をしました


翌日お聞きすると、抗生物質を処方してもらって熱は下がったとのことですが、まだスッキリ良くなった感じはしない様子
ご連絡を取った日はしっかり飲ませたり、自分で搾ったりしてみて様子を見るとのことだったため、後日様子を伺ってケアが必要あればお伺いすることにしました!


とても良く量の出るおっぱいで、お子さんの体重も大きいためたくさんの母乳が作られているようでした
赤ちゃんの体重のスパークというのがあり、その時は急激に体重が増えるのですが、それに伴って母乳orミルクの量を沢山必要とするようになります

その時に母乳だとおっぱいへの刺激が多くなり、おっぱいはたくさん母乳を作らなければ!という働きのもと、今までよりもたくさんの母乳を産生するようになります

そうすると赤ちゃんが必要とする量よりも母乳がたくさん作られてしまい、余った母乳がトラブルを起こすことはよくあることです

たくさん母乳が出る方の授乳のコツがあります
乳腺炎にならないためにも、一度ご相談いただくと身体が辛い乳腺炎も防ぐことができるかもしれません


いろいろな授乳のお困りごとがありますよね
「これでいいのかな?」と考えることがあったらご相談くださいね

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