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高知振袖HIGAKI

赤の振袖はどうして多いの?

2021.08.15 01:29

高知振袖ひがきのブログをご覧いただきありがとうございます。


今回は、毎年多くの方がお召しになる「赤の振袖」についてのお話です。


なんとなく ”成人式=赤い振袖” の概念を持った方が多いのではないでしょうか?

振袖ひがきにお振袖選びにいらっしゃるお客様の中には、

◇成人式といったらやっぱり赤!豪華でお祝い色なので赤い振袖で選んでいきたい

◇被りたくない。赤は毎年多いから友達が着てなさそうなのが良い!

このような”なんとなく”から始まってお振袖選びをしていくのですが…

 

赤の振袖にはちゃんと意味があるんです。

 


■”赤”には意味合いやご利益があるとされている


・還暦のお祝いに赤いちゃんちゃんこを着る

・神社の鳥居はほとんど赤や朱が使われている

・だるまは赤いですよね

・卒業式の赤い横断幕

「紅白」はなぜ縁起がいいのでしょうか? 縁起がいいとされているのは、「赤」が赤ちゃん、「白」が死や別れを意味しており、この二つの組み合わせが「人生」のハレの舞台で使われることになったから、だと言われています。 他にも花嫁さんの衣装やお祝い事にお赤飯を食べていたという説などもあります。


■厄除けと赤い振袖

赤色には、神社の鳥居の色から見てもわかるように「厄除け」「魔除け」の意味があります。

皆さん”前撮り”って聞きませんか?

成人式の式典当日より前にお振袖を着て写真を撮るので前撮りです。

この前撮りで赤い振袖を着ることに意味があります。


■『厄年』

女の厄年は18・19・20の歳とされています。

成人式は後厄を過ぎた新しい年の1月に行われます!

後厄の年のうちに前撮りで赤いお振袖を身にまとうことで、”厄落とし”ができるという言い伝えがあるのです!



このように赤には色々な由来や歴史があります。

”赤”はエネルギーを与えてくれる色とも言われていて、新成人の門出を祝う、まさに縁起色です。

また、赤色は結構派手な明るいイメージがありますよね。

大人になると、なかなかこの色って着てる人少ないんです。お母さんやおばあちゃんが赤い着物を着て街を歩いている姿はあまり見ないですよね?

若かりし今、着るべき色でもあるんですよ。


お好きな色の振袖を着て頂くのが1番ですが、振袖選びに悩まれるときはこういった色の意味なんかも覚えておくと、また違った楽しみがありますね♪



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