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和歌の短冊作品〈40秒で分かる基本のお約束〉

2021.09.04 05:22

(※動画は珍しく音声有りです。ご注意ください)

🍁短冊の寸法。

短冊の寸法は《一尺二寸×二寸(約36×6cm)》

※広幅短冊は二寸五分幅(7.5cm)

ちょうど半懐紙タテ4等分にする感じ。

🍁三つ折り半字がかり

短冊に和歌を書く時、

「三つ折り半字がかり」という書式があります。


〈三つ折りで3等分説〉と

〈三つ折り目をつけて4等分説〉があります。

ちなみに三等分で書くとこんな感じ。

四等分で書くとこんな感じ。

比べてみると、上部の余白の感覚は、こんな感じ。

“形式”というのは《美の目安》だと思っているので、

きっちり折ったり測ったりしろってことじゃなく、

大体の余白の感覚だと解釈してます。

このくらいの余白で書く感じ、と理解していいのではないでしょうか。

ただし、これは、和歌の短冊作品 を書く上での覚書。下準備。

(これで完成じゃないです。)

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ここ数年、課題にしていた短冊の勉強。

公募展サイズを書く機会はあるのに、短冊を書く機会がないという人、意外と多いのではないかなと思います。

かなはあくまでも机上作品、つまり細字作品が基礎になるということ、忘れないでいたいなあと思うのです。