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擬宝珠 Plantain Lily

2018.09.04 06:25

http://kero1113.seesaa.net/article/124001728.html   【ギボウシはホスタ♪】より

「ギボウシにはミズギボウシもありますね~」ギボウシはユリ科ギボウシ属の多年草です。

学名をカタカナ読みしてホスタと呼ばれることも多いです。

語源はわかりやすくって、

・ホスタは、19世紀のオーストリアの医者の名前に由来する。

・ギボウシは、橋の欄干の上にある装飾物の擬宝珠に花のつぼみの形が似ている。ということです。

東アジアが原産地で、日本の各地にも自生していて、山菜としても利用されているんですって。山菜のウルイというのかな。春に若葉を茹でて和え物なんかにするらしいです。

あ、「若葉が毒草のバイケイソウに似ており誤食事故が多い」とありますね~。

耐陰性が強いのでシェードガーデン向きの植物として人気です。

シーボルトがヨーロッパへ持ち帰って、欧米で多くの品種が交配・作出されたのね。

改良された品種は数百種を超えてるそうです~。

欧米のガーデニングで見直されたパターンかな~。

タケニグサなんかも近所では道端の雑草ですが、海外では庭園に取り入れられていたりして。シルバーリーフの大型でかっこよい多年草ですもの(笑)。

ギボウシの魅力は種類が多くてコレクションが楽しめる、そして、丈夫で枯れない、といった点でしょうか。

ケロは移り気なので、コレクションする気はないけれど、強健で枯れないのはよいです♪

・耐陰性は強くて半日陰でも育つ。・耐寒性も耐暑性もある。

・鉢植えでも庭植でも楽しめる。

夏の直射日光に当てると葉焼けするそうです。

湿り気のある半日陰で育てるのがよいとされますが…。日なたの乾燥する場所に生えてるギボウシも見かけます。かなり広範囲の環境に適応できるのでしょう。

早春か花後が植え替えの適期で、この時期の株分けで殖やせます。

えと、ケロは真夏の7月上旬に植えつけました。連日、最高気温が35℃近くあって熱帯夜だった頃です。が、ほとんどダメージなく根付いてくれたのでした。w(゜o゜)w オオー!

採り蒔きして実生で殖やすのも簡単みたい。翌春に発芽します。こぼれ種からの発芽もあると。ただ、斑入りなどの親の形質を受け継がせたい時は株分けですね。

検索すると、マニアックなサイトがいっぱいありまして、何も付け加えることはございません(笑)。

・オオバギボウシとコバギボウシの2系統があり、性質は共通。

オオバギボウシは大きくなるので鉢植えには不向き。

・4~10月の成長期には日に当てて育てるが、夏の西日は避ける。

・乾燥にも強く、地植えなら植え付け直後以外は水やり不要。

ケロが近所のお店で見かけるのは小型の鉢植えですから、コバギボウシの系統なのでしょう。耐陰性はあるけれど、日に当てたほうが元気に育つし、意外と乾燥にも強いのでした。

かえって、神経質に水やりすると、時期によっては根腐れを起こしちゃうみたい。

湿地性植物とはチョット違うようですね~。

・根生葉はヘラ形で横に広がる。花期は6~7月で、長い花茎を伸ばして白or淡紫色or淡青色の短命な一日花を咲かせる。

・5月以降に苗を地植えにすると、高温で地面が乾きやすく根付きにくいので翌年の3月まで待った方がよい。

普段は見過ごしがちですが、花茎が長いので花期には道端やお庭で咲いているのが目に付きます。植え替えは、普通は3月ですが、真夏に地植えにしても問題なかったよ(爆)。

ま、品種によっては大事をとったほうが無難でしょう。

Wikipediaの「ギボウシ」によりますと、

「種間雑種ができやすく、江戸時代の日本で変異個体が多数園芸品種として固定された。

夏に総状花序に青or白の細長い花をつける。

英語名Plantain lilyはオオバコユリの意味で葉がオオバコに似ることから。」

うん、サイズは違うけれど、葉っぱはオオバコに似ております。

画像も借りてくると、こんなんです~。

こちらは、ブルーミングスケープでM様からいただいたギボウシの苗です。

紫苑と一緒に月曜発送~金曜到着の長旅で届いたん。

郵便局さん、月曜の発送ですから水曜には届けてね~。

2009/07も上旬で、暑い日が続いていたけれど

強引に地植えにしちゃいました。

不安はあったのですが、アッサリ根付いてくれたの。

かな~り丈夫です!

ちなみに、ユリ科ギボウシ属にはミズギボウシもあります。

「愛知県以西の本州、四国、九州に分布する多年草。

湿原の周辺に生育し、コバギボウシに比べて葉は細長く、

葉柄との区別ははっきりしない。

8~9月に細長い花茎を伸ばし、まばらに花を付ける。

花の内側には濃紫色の筋があり、花の付け根の苞は舟形にくぼむ。

葉は幅が1.5cm、長さは30cmほどで、

日本のギボウシの仲間では最も細いとあります。

お花はあんまり開かず、花数は少ないみたい。

水辺のギボウシということで、こちらは湿地性植物かな~。

JAグリーンでチラッと見かけた記憶があります。探してみようっと。(・-・*)ヌフフ♪


https://botanica-media.jp/674  【オオバギボウシとは?コバギボウシやバイケイソウとの違いなど特徴をご紹介!】より

オオバギボウシとは?コバギボウシやバイケイソウとの違いなど特徴をご紹介!

オオバギボウシとは、日本に広く分布している山野草です。園芸種としても多くの種類があり、手の掛からない植物として人気があります。オオバギボウシの仲間にコバギボウシがあり、またよく似た植物にバイケイソウがあります。それぞれの違いや特徴をまとめて紹介します。

オオバギボウシは春の山菜「うるい」

オオバギボウシというちょっと変わった名前の野草をご存知でしょうか。地域によっては「うるい」と呼ばれることもあります。特に春に芽を出した若芽である「うるい」は、山菜としてよく売られています。うるいにはよく似た野草で毒のある植物「バイケイソウ」があり、バイケイソウとオオバギボウシの見分け方や、仲間の植物「コバギボウシ」との違いも紹介していきます。

「大葉偽宝珠」不思議な名前の由来

本題に入る前に、オオバギボウシの不思議な名前の由来について触れておきましょう。オオバギボウシの漢字表記は「大葉偽宝珠」と書きます。

橋の欄干などに付いている飾り「偽宝珠」

「偽宝珠(ギボシ)」とは、伝統的な建築物の飾りのことです。よく見かけるものでは、橋の欄干の柱の上などに付いている半円形で頭の上がちょこっと盛り上がった、ネギ坊主のような飾りのことです。この「偽宝珠」に、オオバギボウシの蕾の形が似ているところから「大葉偽宝珠」と名付けられました。

オオバギボウシの特徴

オオバギボウシは、国内の各地で見られます。野生種では世界的にも日本に最も多くの種類が分布しています。海岸の低地から高山地帯、湿原など生息できる環境が多様な植物です。「大葉」という名前通りの大きな葉っぱが根元に固まって付く特徴があります。葉っぱに斑入りの園芸品種類も豊富で、日陰向きの植物として人気があります。

オオバギボウシの基本情報

形態 多年草 草丈 15~200㎝

開花時期 7月~8月 花の色 白・紫

オオバギボウシは、キジカクシ科ギボウシ属の山野草で、学名は「Hosta sieboldiana」です。学名の「Hosta 」はギボウシを表します。山野の草地や林の中などの明るい場所を好んで生息します。大きな葉っぱを根元に茂らせ、開花期の頃には草丈が1mを越えて生育していきます。また、キジカクシ科はクサスギカズラ科、ユリ科で分類されることもあります。

秋になると葉っぱが黄色に色づく

大きな葉っぱは秋に黄色く色づき、緑の時期の葉っぱとは違う姿を見せてくれます。大きな葉の見ごたえのある紅葉を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

花は一日しか咲かない

オオバギボウシの花は一日花です。朝に咲いた花は午後には萎れて、茎がうなだれてしまいます。花が終わると蒴果と言われる乾いた実の状態になって、中に粉状の種子がたくさん詰まっています。

オオバギボウシとコバギボウシの違い

オオバギボウシの仲間にコバギボウシがあります。コバギボウシの学名は「Hosta clavata 」と言います。オオバギボウシとの違いは「大葉」と「小葉」の名前にあります。葉の大きさ以外で見分け方のポイントをコバギボウシの基本情報とともに紹介します。

コバギボウシの基本情報

形態 多年草 草丈 30~50㎝

開花期 6月~9月 花の色 紫

コバギボウシは、キジカクシ科ギボウシ属の山野草です。ギボウシの仲間では、葉も花も小さい種類です。雄しべが長く、雌しべと離れている自家受粉出来ない花の構造のため、マルハナバチに頼る虫媒花(ちゅうばいか)です。

相違点①葉の形

オオバギボウシの葉は幅が広く、葉茎に向けて強く湾曲しているため、葉の付け根がハート型のように見える。対してコバギボウシは、先の尖った長めの細楕円形で湾曲も緩くなっています。そのため、コバギボウシは地面に這うように生えて見えます。

相違点②生育環境

生育環境の見分け方は、オオバギボウシは林地や草地などやや乾いた場所を好むのに対し、コバギボウシは湿原などの日当たりの良い湿った場所を好みます。

相違点③花の色

オオバギボウシの花の色は、白色あるいはやや薄い紫色ですが、コバギボウシの花は紫色、濃紫色です。

相違点④食用

オオバギボウシは山菜の「うるい」として若芽が食用されますが、コバギボウシは山菜として食用されることはほとんどありません。

オオバギボウシとバイケイソウの違い

オオバギボウシと非常によく似た植物に、バイケイソウがあります。バイケイソウは、有毒アルカロイドを含んでいて、加熱してもこの毒は消えません。オオバギボウシと間違って誤食するケースがとても多く、バイケイソウの毒性は強いので誤食してしまと大変危険です。ここからはオオバギボウシとバイケイソウの相違点について詳しく紹介します。

食用にする時期の若芽では、オオバギボウシは葉が巻いたような状態になります。一方バイケイソウは、葉が折りたたまれた状態で芽だしてきます。

見分けがつかない場合は、採取しないこと!

相違点②葉脈

オオバギボウシには、葉の中央に「主脈」があります。太い主脈を中心にして左右に葉脈が走っていますね。ところが、バイケイソウに主脈は無く、葉脈が並行に走っています。さらに、葉の裏側の葉脈にも違いがあります。葉の裏に白く葉脈が出っ張るオオバギボウシに対して、バイケイソウの葉は表側に出っ張るため、葉の裏側は葉脈がへこんで見えますね。

注意して見ると見分けられるよ

相違点③茎の違い

葉柄の部分にも違いがあります。見分けるポイントは、葉柄の長さです。オオバギボウシは葉柄が長く伸びてきますが、バイケイソウには生育しても葉柄がありません。

これは見分け方の重要なポイントだね

バイケイソウの毒性

バイケイソウの学名は「Veratrum album subsp」です。バイケイソウの毒性は強く、植物全体にプロトベラトリン・ジェルビンなどのアルカロイドが含まれています。誤食した場合の症状は、嘔吐・下痢・手足のしびれ・めまいなどが特徴です。また、死亡する危険性もあり、山菜を採取する場合はしっかり見分ける必要がありますね。バイケイソウの種類にはコバイケイソウがあり、こちらも誤食には注意しましょう。

まとめ

オオバギボウシについてご紹介しました。ギボウシの種類は約400種類あり、園芸植物として初心者でも育てやすいと人気があります。山菜の「うるい」とはオオバギボウシの若芽のことで、山菜採りに出かける場合は、外見がそっくりなバイケイソウと間違えないようにしましょう。