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こたえがないからだいきらい②

2021.09.09 23:30

受験やテストなど、

問題を解く、ことを前提とした場合、

国語もこたえはありますよ。

「ひとつ」の答えがありますよ。


というのが前回の話でした。

「こたえがある系」のことはわかりました。

では、

「こたえがない系」はどうなんですか!!というと。


「感想を書く」とか

「考えを書く」系のものがそれにあたります。


例えば

「運動会」について作文を書きましょうね。と。


このときに、うまい作文のポイントって、


「時系列にしない」

「自分の感動した(=心が動いた)ポイントに焦点当てる」


なんですけどね。


なんなら、


「昼に食べたお弁当の唐揚げが本当に美味しかったのだよ」


に焦点を当てて800字書き上げてきても、

わたしならイイネ!!をしますね。


「運動会で」

「こんなことがあって」

「こんな人たちと」

「こんな気持ちで」

食べたから美味しかったんだよ!!


などをくっつけて、


きちんと「運動会」というテーマに沿っていれば。


なんならなんなら!!


「おれは運動会になんて出たくなかったんだよ」


だっていいとわたしは思うわけ。


「それがどうしてなのか」

「自分にとって運動会ってどんなものなのか」

「それで当日運動会に出て、こんなことがあって、こんなことを感じて……」


などなど、きちんと説明ができていれば。


上の例はどっちもなかなかアウトローだとは思うけれど、わたしは個人的にOKしてしまうだろうな。


実際に、読書感想文コンクールで、ニッチなところに焦点を当てて書いたら入賞、という例は多々ありますね。わたしも作文や読書感想文を指導する場合は、

「あなたの心の動きがいちばん大きかったのはどこなのさ」

を対話の軸にして話を進めていきますね。


話ずれました。



これ、


「テーマに沿っていれば」

ってところがミソでして。


何を感じても何を考えてもそれは自由〜♫


なんですけど、


やっぱりそこでは、


「条件にあってますかー!!」


が問われるわけです。


まあ単なる運動会の作文なんかだとまあ、そりゃみんな運動会について書きますぜって話なんだけれども。


これが、小論文になったら。

大学受験において、

「事前に課題の文章が提示され、それに基づく考えを書きなさい。」

などと出された場合ね、


「課題文、テーマは読み取れましたか」

「課題文の内容をしっかり理解できていますか」

「自分の意見を論理的にわかりやすく伝えられていますか」


あたりがポイントになります。


感じることも考えることも自由〜♫


ではあるんだけど。


何を聞かれている?

何を求められている?


それをしっかり読み取って、


それについての自分の考えをまとめあげて、


読む人がわかるように、しっかり論理的に書く


必要があるわけです。


作文のところで、

アウトローな答えもOKにしてしまうだろうな、と書きましたが、


「運動会について書こう」なのに、


「昼の唐揚げが美味しかった。わたしは唐揚げが大好きだ。肉の中では鶏肉がいちばんだ。特にむね肉で揚げたものがおいしい。あのジュワっとした肉汁、母が揚げているときの音からして食欲をそそる。」


と、運動会のことがまるで伝わらない内容ならそりゃ✖️なわけですよ。


当たり前じゃーん!!と思われるでしょうが、

これ、書いているうちにズレていることに本人は気づきにくいもの

なので注意が必要なんです。

採点していると、結構テーマずれな文章って多いものです。



つまりですね、


「答えがない系」は、


「『ひとつの』『きまった』答えはない、

んだけど、

『書く内容の方向性はある系』」


ということになります。


感想を書きなさい、なのか、

体験や感想、心境を書く、作文なのか、

意見と論拠を明確に論ずる、小論文なのか。


それぞれ違いはあるにせよ、


求められていることを読み取る力と、
そこから自分なりの考えを構築する力と、
それを相手にわかりやすく伝える力


は必要なわけです。


感じることも考えることも自由〜♫


だけど、


それを「伝える相手がそこにいる」ことを
想定する必要は、あります。


(これって生きていく上でも大事なスキルですよね)。




もうちょっと続きます。