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Videon Nozaki

プリンター複合機の選び方

2020.04.19 09:00

同じメーカーでかつ家庭用をうたっている機種でもずいぶん多くの機種が出ていて迷いますよね。

結局、安ければそれでいいやとか、高ければ間違いないだろうとか、困ったときは真ん中かななんて程度で、使い方から選んでいない方々が多いと存じます。

でもそれで失敗している方を多く見てきました。


インクの種類はとても大切

4色タイプの多くは主に文書用の機種です。
 6色以上の機種に比べやや写真が苦手ですが、実は6色タイプより文字や罫線がきれいな機種も多いのです。

6色タイプの多くは主に写真向きです。
 色数が多いほどプロ向けとなるのですが、ほとんどの機種では文字や罫線がにじみやすく、また、水濡れに弱いため宛名書きには不向きです。

5色タイプは文書も写真もそこそここなす中間タイプとなります。


給紙トレイについて

・表向き2段の機種が有れば良いのですが家庭用では見掛けません。

・表向き1段なのに中で2段に分かれている機種は多いのですが実に使い難いです。1番使う用紙の給紙が面倒だし、厚紙が苦手です。

・そもそも1段しかない機種は個人的にはお薦めです。用紙は入れっぱなしでもホコリが付きにくいしので。

・昔ながらの背面給紙はホコリ問題以外は分かり易く便利です。ただ給紙トレイ併用の機種で1枚ずつは背面給紙が無いよりましって程度ですが。


次にメーカー別です。

EPSONは6色以上なら他社より写真がきれいと言われていて写真メインの方にお薦めですが、4色タイプは家庭向きではありません

 なぜなら1~2週間に1枚以上を印刷しなければノズルが詰まりやすいのです。(特に黒色)

 独立タンク式の4色で低価格につられ多くの方が失敗したと感じやすい機種となります。

 通常給紙トレイを使うタイプでは背面給紙が1枚単位なのも減点ですかね。

CANONの6色以上の機種での写真印刷はEPSONと比較し素人目には遜色ありません。

 4色タイプもノズル詰まりを起こしにくいのですが、乾きが遅いので印刷直後に触るとインクが手に付いてしまいます。

 最近の4色タイプは独立タンク式から黒+カラー3色の2カートリッジに戻っていますので印刷コストがやや高いのですが、ノズル詰まりを起こしてもカートリッジ交換で済むので年賀状専門とか年に数枚のみしか印刷しないなんて方には特に向いています

 5色タイプがあるのも特徴でにじみにくい黒とにじみやすい黒を使い分けます。(これ、私は好きです)

 通常給紙トレイを使うタイプでも背面給紙は数枚入れられるのは良いと思います。

Brotherは家庭用でFax&コードレス電話付など他社にない製品があるので無視できません。

 しかし印刷結果が残念ですので、とりあえず印刷やコピーが出来ればよいといった程度であれば良いでしょう。

 印刷結果が良くない一因として印刷コストを下げるのに濃度が低く、きれいに印刷しようとすれば時間もコストも掛かり、それでも他社の標準並にしか感じません。

 背面給紙の仕様は最近気にしてみていないので分かりません。


最後に排紙トレイの事

・最近の機種は給紙トレイが備わっていて便利なようですが用紙の追加や交換のたびに排紙トレイを引っ込めて給紙トレイを引き出して、用紙を入れたら給紙トレイを押し込んで、自動排紙トレイの機種はここで終わりですが、手動の機種は排紙トレイを引き出さなければなりません。

 手動の機種はこの最後の一手間を忘れて「あれ、印刷が始まらない」って思うことがしばしばかと存じます。

特に以前は給紙トレイがない機種や、排紙トレイを出さなくてもよかった機種、自動排紙トレイをご利用の方に多いと思われます。


個人的な独断と偏見に満ちておりますがご参考までに。