不良ソフト

使用開始して１年以上経過したパソコンに不良ソフトがインストールされているのを多く見掛けるようになりました。

セキュリティ対策してあるからと安心されていた方もまた多いのですが、残念ながら閲覧しただけで感染するウイルスと違い、不良ソフトは自らクリックしてしまっているのでセキュリティ対策ソフトでは対応出来ません。

ウイルス感染等はメールからしか入ってこないと勘違いされている方々も未だに多いようですが、９割以上がインターネットの閲覧で起こっています。

特に多いのは無料のソフトをインストールする際に同時インストールされる旨の文言をよく見ず入れてしまっている感じが致します。

Adobe Flash PlayerやAdobe Readerのインストールは不良ソフトではありませんがChromeやMcAfeeを入れようとします。

また広告の脅し文句（このパソコンはウイルスに感染しています、今なら無料で……等）に負けて入れてしまう方もおられます。
（以前、YouTubeの広告でよく見掛けました。）

不良ソフトやウイルスに共通するものとして初めから複数インストールされたり、１本は入り込むと別な物を読み込む傾向にあります。

昨日対応のお客様や一昨日対応のお客様はそれぞれ５本以上入り込んでおりました。
削除(アンインストール)時にお安くしときますよって引き留めに入るのも特徴です。
（余談ですが、安くするから止めないでってソフトバンクのネット契約みたい……。）

そして、それらの削除依頼は１本単位での請求が多いのですが、私が対応している協力店舗では単価が￥3,000円～￥5,000円(各税別、出張料別)と安くはありません。
（当店では基本料￥3,000円＋2,000円×本数が基本です。）

また、協力店舗ではレジストリーやイベント登録まで確認しない為、再起動後に再インストールされてしまうケースはリカバリを勧めるようになります。（データーバックアップや初期設定無しで￥7,000円～）

気を付けても入ってくるとは言え、多くの場合は「確認をいい加減にされている結果」ですのでインターネット閲覧は気を付けて行いましょう。