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自動車ディーラー

2021.09.05 00:59

日本の自動車市場は、縮小方向であり、各社共車種を絞り、販売店系列統合で全車種を販売する方向に切り替わりつつあるが、70-80年代は1つのメーカーが複数の販売系列を持ち、それそれの販売店向けに多種多様な兄弟車やグレードが存在していた。

トヨタはトヨタ店・トヨペット店・カローラ店・VISTA店・トヨタオート(のちにネッツトヨタ)を抱え、日産は日産店・プリンス店・サニー店・モーター店・チェリー店、ホンダはプリモ店・ベルノ店・クリオ店などが乱立し、街道沿いは販売店だらけだった。今の日本の市場規模で、かつ半分近くを軽自動車が占めている中では、あり得ない状況だが、当時は成り立っていたのが不思議。

消費者からすれば、今の方が販売店によらずに車が選べることや、メーカー運営の展示場(トヨタのトレッサとか、日産のグローバル本社とか)で実際の車に触れることができるので、(価格面を除けば)買いやすくなったと思う。