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選手としてあるべき姿とは?

2021.09.24 09:05

こんにちは。中京大学の榎です。

日本インカレも終わり、残り試合も限られてきました。

今シーズンが終わるのは寂しいですが、残りの試合で、来シーズンの試合に向けて、参加標準を突破しておきましょう!



今日は「選手としてどうあるべきか」について私の考えをお話できたらと思います。

皆様にもそれぞれが思う「選手像」があるかと思います。

よければ、Twitterの引用リツイートから、ご自身の意見も教えてください!


では、内容に入っていきましょう!


【自分の意見を伝えよう!】

まず1つ目です。

私が選手時代から思っていたのは、選手は競技をしやすい環境を整えるために「主張できるようになる(自分の意見を伝えられるようになる)べきだ」という点です。


試合中、審判とのコミュニケーションに注目すると、「アップライトの位置を確認して欲しい」や「風が悪いからマットを移動してほしい」とか「審判が旗を振ろうとしているのを選手が見ているか確認してから振ってほしい」などがあるかと思います。



また、同時にコーチと、また選手同士でもしっかりとコミュニケーションをとることで、足見をしてもらったり、ポール変えたり、跳躍の確認をしたりと、棒高跳において、選手が自分の意見を言えることはとても重要です。


競技中、主張しないと不利になってしまう場面は、多々あります。

不安な点についてはしっかりと、確認をするべきです。


コーチや指導者が審判に対して、競技に関する事柄について主張している場面もよくみられます。しかし、本来は選手自身もまた主張するべきだと私は思います。

なぜなら競技をしているのは選手だからです。


選手である、あなた自身がどうすれば、もっといい試合にできるのか、しっかりと考えるようにしましょう。


【周囲へのリスペクトを忘れない!】

今回この記事を書こうと思ったキッカケは、私が、ある試合の審判を行った時のことです。

国内の多くの大会において、ほぼ1日審判を行うとして、手当てとして、お弁当と交通費が支給される程度でした。


私自身、これまでは、選手やコーチとして試合に参加してきました。社会人となり、私自身が審判として試合に参加する中で、改めて審判の方々へのリスペクトを感じました。


その1日があれば、審判の方々は、家族との時間を作ることもできたでしょうし、友人と趣味の時間を過ごすこともできたはずです。

その時間を削ってでも、審判として皆さんの活躍の機会を創るために、審判の方々は協力してくれていたんだと、私自身が審判をすることで、改めて感じました。


審判を務める先生たちや補助員は、自分の時間を使って、選手たちがベストな試合をできるように、協力してくれているのです。


それでも大きな試合になればなるほど、不平等にならないように、また他の種目との兼ね合いも考えて進行しなかればいけません。選手やコーチの主張通りに進行することが難しい場面が多くあります。



忘れてはいけない点は、審判の先生たちは、選手の皆さんの協力者なのです。

選手が審判へ要望をする際には、論理的で誠実でなければいけません。


文句や命令ではなく、審判の方々へのリスペクトの気持ちを第一に持って、自分の意見を伝えられるようにしましょう。


選手、コーチ、審判、全ての関係者がベストを尽くせた時に、最高の試合になるのです!


【誠実な姿勢で取り組もう!】

もう1つ選手として持ち合わせたい要素としては「誠実さ」です。

先ほどのトピックでも論理的で“誠実に”主張すべきだとお話しました。

ここで私が挙げた「誠実さ」とは、審判や他選手と接する際の姿勢(態度)です。


踏切位置を教えてくれた時、ポールをキャッチしてくれた時、試合が終了した時にお礼を伝えられたり、試技が終了した際にスタンドにいる観客にチームメイトに拍手や礼で感謝を伝えられる、そのような行動が自然に出るような選手になってほしいと思っています。



私が「誠実さ」と聞いて1番に思い浮かぶのは、竹川選手(丸元産業)です。


誰に聞いても、礼儀正しく真面目な選手だと答えるほど、“誠実さ”を感じる選手です。

Boutaka Channel でもたびたびお世話になっている選手ですが、いつも丁寧にご協力いただいています。


棒高跳はマットの準備や踏切位置を見たりと1人ではなかなか行うことが困難な競技です。

強くなるためにも多くの人に応援され、そして自ら率先して助けられるような、そんな選手を目指したいですね。


以上が、私が考える選手のあるべき姿です。

皆さんにも応援される選手、そして自分の意見を伝えられる選手になってもらいたいなと思っています。


皆さんが、部活動に打ち込む時間は1年間で500時間以上と言われています。

この500時間を、競技力向上のためだけでなく、棒高跳を通じて、人間として成長ができる時間に、そんな視点も持って、日々の練習に取り組みましょう!


この他にも選手にとって必要だと思うことは、人それぞれたくさんあるかと思います。

ぜひTwitterで教えてください!


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