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あかまつの丘 西本梅

天引区の活性化と未来を考える会

2021.02.05 06:40

(左から) 副会長 清水郁代さん

区長 小畠武浩さん

事業組合長 奥村栄二さん

会長 小畠喜久男さん

事務局長 原田久さん


 新年が明けて、最初の3連休最終日の1月11日。園部町天引区ではとんど焼きが行われました。地域の人にはおなじみの八幡神社にて朝8時半から集い、山から竹を切り出し準備、各々にお正月のしめ飾りなどを持ち寄りました。火がつくと、天たかく煙がのぼり、瞬く間に燃えていくのを多くの方が見守りました。

 新型コロナウィルスの感染拡大が懸念される中、マスクの中からたくさんの笑い声が聞こえました。


天引区の活性化と未来を考える会


 今年は、出店などを自粛するかたちで開催されたとんど焼きは「天引区の活性化と未来を考える会」が主催しています。会は、2012年、徐々に減っていく人口や使われなくなった田畑に危機感を感じた区民の声から生まれました。一部の有志の集まりではなく、区民全員が会員となるよう理解を得て、これまで様々な活動を区民一丸となって行ってきました。


活性化マップの作成 

 

 会がまず行ったのは、「天引活性化マップ」の作成です。みんなで地域の夢を語り、図にしました。幾度となく会議を重ねた結果、地域の野菜や米を販売する「むくむく市」など多くの夢が現実のものになりました。


楽しく活動する 会議の原則

 地域活性化に取り組む上で、会議は必要不可欠です。その会議が負担や義務感にならないよう、会が決めた4原則があります。  『自由に発言する。人の発言をけなさない。今までこうだったという前例にとらわれない。すぐに実現できなくても夢を語る。』

 この原則があることで、会議が活発になり、お互いをより理解し、以前にも増して区民同士の仲が深まったと言います。


自然にできる輪

 地域活性において「むくむく市」が素晴らしいのは、思い思いに買い物をした後、自然に椅子の輪ができ、談笑がはじまることです。

 集まる場所、集まる機会があることで、人とのつながりを感じられる大切な場となっています。区外から来た人も自然と輪の中に入ることのできる暖かい雰囲気です。現在は開催自体が自粛・縮小されていますが、再開後の展開が今後も楽しみです。