命がけの導き
林牧師が、平和台めぐみ教会の、伝道師として働き始めて2年後、林家に新しい命が誕生した。優実ちゃん。林家の次女。かわいい優実ちゃんに沸き立つ🌸林家に1つの問題が起こった。4月から広島県の、東広島めぐみ教会に牧師として赴任してほしい。との話だった。
もちろん私は反対した。吉持先生ご夫妻とともに、将来は後を継ぎ、ずっと平和台恵教会で神様✨に仕えていきたいと思っていたから。
「 ねぇ、行かないよねアキ。アキも行く気なんてないよね。」
「 でも、神様✨の導きかもしれないから祈ってみるよ。」
えー! 行きたくない、絶対行きたくなーい!! そう思ってた。
けど、林先生は、「 どうも神様✨から東広島に行くように言われていると思う 」と言って、東広島めぐみ教会にお見合い説教に行くことになった。
その頃、優実が咳をし始めた。まだ生後1ヵ月も経っていないのに。👶でも私は「 優実の具合が悪くなったら、お見合い説教なんて、いけなくなるんじゃない?! 」なんて、心の奥でチラッと思った。
みるみる優実の咳はひどくなり、コンコンコンコンと始まると、上手く息が吸えなくて、優実の顔や唇がみるみる紫になっていく。優実を抱いて「優実、優実、息を吸って、優実、息を吸って、息を吸って」と泣きながら優実の背中を叩く。
次の日、病院🏥に連れて行った、その時にも咳の発作が起こった。それを見た先生は、「 大きな病院に紹介状書くから、すぐに行きなさい 」と言われた。
急いで大学病院に行くと、百日咳の疑いで、即、個室に入院となった。新生児が百日咳にかかると、死亡率が高いと言う事は知っていた。
入院しても優実の咳は続いていたのに、アキは東広島にお見合い説教に行った。「 ひどい!! 」優実が咳き込む、すぐ抱いて背中を叩く。「 息を吸って、息を吸って、優実! あぁ神様!!」そして、手元のボタンを押す。看護婦さんが飛んでくる。そんなことの繰り返し。夜になると恐怖😨が募る。「 神様、神様、優実を助けてください。🙏‼️」
数日後、宣子先生がお見舞いに来てくださった。聖書📖を読んで、その後宣子先生は、静かに私に聞いた。「 ちいちゃん、神様✨に何か逆らっている事はない? よく考えて、もしあったら神様✨に謝ってね。」
宣子先生が帰った後、じーっと神様のことを考えた。ドキーン!!とした。体が熱くなった。「 あります、神様! 私は神様に逆らっていました。どうしても東広島に行きたくないと思っていました。神様ごめんなさい。行きます。喜んで行きます。どうぞ優実を助けてください。」涙を流して悔い改めた。いっぱい泣きながら😭心から祈った🙏🙏。
その日の晩から優実は咳をしなくなった。血液検査の結果はRSウィルスと言うことだった。「 神様✨ありがとうございました 」そう祈りつつ喜んで、私は、林ファミリーは、東広島へと旅立った。
その東広島めぐみ教会⛪️では、もちろん、神様✨の栄光が現れる素晴らしい日々が待っていた。👍✨‼️