長い文章が書けないんです。。。その1 社員ブログの憂鬱⑤
美しき花もその名を知らずして文にも書きがたきはいと口惜し
正岡子規 『墨汁(ぼくじゅう)一滴』より
花の名前は知らなくても花は美しく、季節を知らせてくれるものですが、でも名前を知っていれば、花の価値や楽しさなどを人にも伝えられます。
ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。
社員ブログの憂鬱シリーズ第5回です。けっこう続いています。
でも今回がキッカケになったネタです。ニックネーム:ポイズンこと岡本さん(ブログはココ)が「イッシー、僕のお客さんで社員ブログをやっているけどなかなか長文が書けなくて悩んでいるんだよね~」という話がありました。僕も初めはTwitterレベルだったのでその悩みはよくわかります。その話がきっかけでこの”社員ブログの憂鬱”のブログを書こうと思いました。書籍やネットでも「文章の書き方」という類はいっぱいありますが、僕が実践してきたことで少しでもヒントになればいいなと思っています。
という事で、やっと今回は「長文の書き方」です。
ポイズン、お待たせ~!(待ってない?)
長文の書き方のポイントは大きく3つ
これは僕のポイントなのであくまでも参考にしてくださいね。
まず1つ目
①具体的に例え話で伝える
ある事を伝える時に僕がよく使うのは例え話や事例で伝えます。その方がわかりやすく伝えられます。
例えば、
文章の書き方関連の本を読んで勉強するならある程度書くことが慣れてからにした方がいいです。
という文章があったとします。
これで、44文字。
これを具体的な例え話を入れます。
文章の書き方関連の本を読んで勉強するならある程度書くことが慣れてからにした方がいいです。だってね、野球で言えばストレートもまともに投げられないピッチャーがカーブやスライダーの投げ方を学んでもムリだからね。ルールやマナーならいいけどハウツーはもう少し後の方がいいです。
これで144文字。3倍ちょっと増えました。
野球の例え話にしましたが、車の運転でもいいし、読む人がどんな人かによって例え話が変わってきますよね。
これは、わかりやすく伝えるのが目的です。結果、長文になります。
理由でもありますよね。なぜなら・・・って感じで書く。よくあるのがどうしてそうなのか結局よくわからない文章。本人は当然わかっているけどそれを省いている。これは会話でも「あるある」ですよね。僕もあります。自分がわかっているので説明や理由を省いて伝えること。
相手は全然わかっていない。という感覚をいつも持つことです。
よく言われるのが「小学5年生に話してわかるように」と。学校での国語などの授業内容が理由らしいです。ちょうど僕の息子の歳ですがニュースを見ていて経済や社会について質問されて答えると何となく理解できる歳になっています。まあ、あくまでもイメージです。
②情報を収集し、収集した情報を編集し、編集した情報を発信する。
2つ目です。
これは僕が学んでいるエクスマで学んだことブログでずっとやっています。
1.情報をたくさん収集する。
2.収集した情報を編集する。
3.編集した情報を発信する。
(藤村正宏:著 「ニーズ」を聞くな!「体験」を売れ!P208より)
これもう売っていないので
こちらの本にあります。
藤村先生の企画書のつくり方の本ですが、文章の書き方も同じです。
そして、この”情報を収集し、収集した情報を編集し、編集した情報を発信する”という方法はアイディアを創出することにも活用できるのです。
僕はエクスマでこれを学び、ずっとブログでやってきたことです。編集力をもっともっと高めたい。今でもそう思ってやっています。
で、ここで重要なのはブログを書く時にネタを思い浮かんだら、それに関連するキーワードを挙げていって調べるのです。このネタに追加になる情報がないか。という感じで。
始めの正岡子規の文章はネットで「文章 名言」などで調べて今回のテーマに合うものを探しました。これも情報収集です。
情報を集めていき、それをどう自分の書きたいネタに編集するのか。これは実践しながらやっていくしかありませんが、また詳しい話は次回で書きます。
そして、編集した文をブログで発信する。
これは、会話でも企画書でも同じです。これはめちゃ万能でビジネスに大きく役立ちます。
最後に3つ目は・・・
次回にします。(笑)
【社員ブログの憂鬱シリーズ】