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ケアラーズカフェ モンステラ

🧡認知症ケアラーさんに知っていてほしいこと🧡

2021.09.05 13:33

一口にケアラーさんと言っても様々なケアラーさんがいられます。

今回は特に【認知症の方のケアラーさん】に知っていてほしいことと思い書かせていただきますが、

勿論他のケアラーさんにもこころに止めておいていただけたら幸いです。


紹介させていただくコラムは、昨年コロナ禍で無念にも中止となりました「ケアラーズカフェモンステラ」が主催の【介護する人のココロを考える】がテーマでのご講演をお願いしておりました、

大阪市の松本診療所(ものわすれクリニック)医院長の松本一生先生が、朝日アピタルの電子版に連載されていられるものです。(ご存知の方もいられると思います。)

私自身の3人の親の介護を経験し、🌿ギャラリーモンステラ🌿を初めてから、松本一生先生の存在を

知りました。『もし自分が認知症の母の介護をしているときに、先生の存在を知ることがあったなら

自身がうつ病を発症せずに済んだかもしれない。』と思えた先生です。

紹介させていただくコラムの中にある、【認知症介護における関係性】の部分にはハッと気付かされたことでした。その通りだったと思えたからです。😂

【当たり前だから】【愛をもった介護】だからこそケアラーさんが気付けないことだと思います。

🧡無償の愛🧡のケアラーさんがバーンアウトしないためにお読みいただけたら幸いです。


😌ちょっと🤏ブレイク😌

💠フェルトバナナチョコケーキとかすみ草💠(バナナのポイント飾りは亡き母のネックレスを使用)


🧡当たり前だから気づけない、認知症介護における関係性🧡

コラムを書いている私自身も、かつて、妻の介護で「何でも自分がやらなければならない」との思いから、「やりすぎ」ていた時期がありました。介護や認知症の専門職でも、自分の事にまで心は至らないものです。そうならないために、認知症の介護をする家族は、本人と介護者である自分との関係性をどのようにとらえればよいのでしょうか。


🧡人と人との関係は、相手の良い面も悪い面も含めて全体として差し引きし、相手に対する肯定的な面が否定的な面を上回っていると感じれば、その人との関係は良好に保たれます。

これは何も介護に限ったことではなくて、誰かと付き合っていく上では基本となる関係です。 

「○○さんのここが好き、ここは嫌い」と言いながら、子どものころから他人との関係が続いていく

のは、このような判断を無意識のうちに行ってきているからです。  ところが、こういった

「ごく当たり前」の関係(「対象関係」と言います)が認知症をはじめとする介護の場面では

変わってしまうことに、介護者は案外気づいていないことがあります。  

「親が倒れたのだから、息子として、僕が看るのは当たりまえ」  「夫が認知症になったのだから、夫とは気が合わないけれど、妻として介護して行こう」  多くの介護者が認知症の介護を始めたとたん、それまで、自覚していたはずの本人に対する「ここが嫌い」という感情が、無意識のうちに振り払われてしまう。そして、まるでそうした感情がなかったかのように、「私はいま介護しているこの人のことが好きだ」という肯定的な面ばかりを見てしまうことがあります。  

🧡私も妻の介護が始まったころ(妻は認知症ではなく、今はパーキンソン症状と不安・強迫性が強いのですが)、「介護者となった限りは、できるだけのことをしよう」と思い、自分の内面にある妻への否定的な気持ちを無視していた時期があったと思います。 

 しかし、そのような状況は長くは続きません。介護に行き詰まり、自分の中に怒りをため込んでしまったこともあります。  


🧡頑張りすぎて「メランコリー」になってませんか  そのようにして介護に疲れ、追いつめられる

ことで「善意の加害者」となってしまうことは、前回のコラムで触れました。  そうした悲しい結果にならないために、私たちにはできることは何なのでしょうか。  これまでの連載で、私が取り組んできた家族支援の中で大事だと思うことをいくつか書いてきました。

例えば、介護家族のこころの段階や注意すべき発言など。今回は、さらに「自分を知ること」の

重要性について考えてみます。  

🧡介護者としてわが身を振り返った時、以下の項目に心当たりはありませんか。 

(1)私は人に頼られることが多い (2)人が嫌がることを引き受ける (3)私は自分が陽気な性格だと思う (4)私は人と対立することを避ける

この4点のうち、自分はいくつあてはまるかをチェックしてみてください。熱心な介護家族や介護職、他人のための仕事をすることが生きがいであるような人々に共通してみられるこのような傾向

(性格、行動パターン)は、うつ病の一類型である「メランコリー親和性性格」と呼ばれる性格と

多くの面で重なります。  もともとは、陽気で、人が嫌がることも引き受け、相手の気持ちも読めるので、対立することなく、その場を和ませる…。

一般社会でも、介護でも、どのような人と人との集まりでも、このような性格や行動をできる人々がいれば、集団の中で摩擦を生じることもないでしょう。  ところが、自分が言いたいことも押さえて、周囲の意見をくみ取り、人が嫌がることを「よし、任せておけ」とあえて引き受けるのですから、時にはその「ガンバリ」がきかなくなって、「メランコリー(うつ状態など気分がふさぐこと)」になってしまうことがあります。 

🧡 世間から見ると「介護者の鑑(かがみ)」ともいえる人が、自分のこうした傾向に気づいていないとき、いつか介護に燃えつきる危険性を持ったままになってしまいます。  

それゆえ、自分にはいくつの点が当てはまるか、常に考えてください。

私の臨床経験では、この4つのうち、ひとつでも意識して「NO」と言えれば、ストレス過剰から

メランコリーになることを防げます。    

しかし、日々の介護で、「できない」「いやです」とはなかなか言えないもの。

そんな時には無理に拒否しようせず、3回に1回ぐらいは「これ以上は負担になるから、今回はできない。次回またやるからね」と言ってみましょう。  

自分の内面に注意を向け、過剰なストレスがあふれてしまわないようにコントロールできれば、

介護は破綻せずに続けられます。    

介護家族は、認知症介護のもう一方の当事者です。家族が「バーンアウト」し、「善意の加害者」にならないように、まず、「自分を知る」ことから始めてみてはいかがでしょうか。

 <アピタル:認知症と生きるには・コラム>


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