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糖尿病性腎症について考える⑦

2017.03.05 02:26

おはようございます、今日もとってもいい天気ですね。

ひっさしぶりに朝にブログを書いています。今まで本当にサボっていた。。。笑


昨日は友人の引越しを手伝っていました。

丹羽郡への引越しでした。

そして、引越しが終わった後に中華料理屋さんでスーパードライと、ニンニクたっぷりのご飯をいただきました。今の口の中がトンデモナイ状況ですが、今日は後からJTBにいって、ハネムーン挙式の予算を聞きにいってきます。


マスク3重くらいしやなあかんかな。笑



とりあえず、今さっき腎症のブログを見ていたらどのように考えていくかって話をする前に終わっていたようですね。

では、ざっと話します。


まず腎症を考える場合は、以下の3点を考えなければいけません。

・糖尿病に対する運動療法(血糖コントロールによる発症、進展予防)

・CKD、透析に対する運動療法

・生活指導

(最近では1型DM患者さんの腎症進展予防には血圧コントロールが重要であったという研究が発表されたりと、医学的な治療特に薬物療法も当然重要です。)


DMに対する運動療法に関してはこれまでを参照してもらえればと思います。

CKD、透析に関してですが、

まずコクランのシステマティックレビューなどを参照していくと、かなり見通しが見えてきます。

まだまだ結論は出ていませんが、運動が腎機能を悪化させることはないと考えて良さそうです。運動の急性効果としては、確かに腎血流量が低下するので、腎機能を一時的に悪化させる可能性がありますが、慢性効果に関しては確実に確実に腎機能を悪化させることはなさそうですし、むしろステージ2あたりまでは少し回復させたりするような研究結果もあるので、

まずは、運動は行うべきだろうと思います。


種類に関してもおおよそ糖尿病のFITTに近いような形ですね。

個人的な印象としては、漸増的にAT、RTを行なっていくことが有効だろうと考えています。

少し透析患者ではFITTに注意が必要ですが、保存CKDに関しては、上記の内容で介入しています。


そして、透析患者に関しては、非透析日にきちんとAT、RTを行う。これに限ると思います。

透析中の運動療法も効果ありですが、僕自身が行なっていないので、うまく説明できません。またわかったらかきたいと思います。


これまでをまとめると、CKD・透析患者に対するAT、RTは効果的なのでやるべきだろう。負荷量としては漸増的におこなう方がリスク管理を考えると良いだろう。


そして、CKDや透析を考えるときにつきまとうのが、”フレイル”と”心疾患”です。

60歳以上の健常高齢者で10%、80歳以上で30%がフレイルを有していると言われています。さらに透析患者さんではさんではその割合が顕著に増加し、おおよそ60%ほどがフレイルを有していると言われています。


フレイルは身体機能と密接に関与してくるので、生命予後や心負荷の増大などにつながってしまうので、注意が必要です。


その他にも生活指導による腎昨日の悪化を防ぐことに尽力しなければいけませんね。



以上のようにミクロな視点そして、マクロな視点で僕たちは糖尿病のみでなく、その合併症について考えていかなければいけないと思います。

もう少し、フレイルに関して詳細を書いたら、また腎症に戻って話を詰めていきたいと思います。




では、とりあえずは今の所は概略だけの話にしておきます。



では、良い休日を!!!!!!!!!!!