「【ひなた号の冒険】りふれくしょん」のこと。
終わりは、またはじまりなのかもしれないよね。
今日は、ミュージカル「ひなた号の冒険」のリフレクション会というやつでした。
リフレクションって言葉に馴染みがなくて、楽しい楽しい半分打ち上げみたいな、そういうやつを想像していたんですけど
みんなで、円になって座って、
今回のミュージカルを通じて、どういうことを学んで、どういうことを感じたのか、ってことを全員の前でひとりずつ発表して、共有しあうという素晴らしく真面目な会で、
なんだか、とっても、緊張しちゃいまして、体の変なところに力が入ってしまいました。
でも、共演者の皆さんのステキなところを改めて見ることができて、お兄さんはとっても嬉しかったです。
劇中のナンバーで一番何が好き?という質問に対して、先生たちが踊ったナンバーが好き!と答えてくれる人が、予想以上に多くて。
すごくうれしかったですね。
ただ、先生役のわたしたちにとっては、すごく大変なナンバーでもあったので、口にも態度にも出さないにしても、一度は嫌いになりそうになるくらい練習した曲だったと思いますから、そんなに人気曲とは驚きの気持ちもありました。
大変な振りだったけれど、
でも、あの大変さがあったから、先生チームは自然とまとまっていった部分あるのかなあなんて思ったりもしています。
眞昼先生を演じてみて、どうだったか、というような話を、そういえば全然していないなあと思いました。笑
普段、僕はたとえば、人質の役をやることが多かったりするんですけど。笑
銃を向けられたりして、怯えたり逃げたりするような演技をすることも多くて
相手が起こすアクションに対して、リアクションするような役が多かったと思います。
対して、眞昼先生は、自分からアクションを起こしていって、シーンを引っ張っていくような役割を持っていたので
稽古の最初のうちは、
どこかで、頑張らなきゃって思って、力が入っていた部分があったと思います。
でも、そこは、自分がアクションを起こすことばかりに必死にならず、
相手の演技をしっかり見て、その湧き上がる気持ちを大事にしていくことで、だんだん無理がなくなっていきました。
共演者の皆さんが、「眞昼先生のキャラ、すごく好きなんです!」って言ってくださる方が多くて
なんだか。
こんな気持ちになったことは、初めてだったんだけど
「眞昼先生を愛してくれてありがとう」
って気持ちになったんです。
それと同時に
愛されているのは、眞昼先生であって
わたしではないことも、わかっているので
そこは、ちょっとだけ心がチクッとするのです。
稽古期間中、
「舞台上でも、そのままの玲くんでいてほしい。」という言葉を受けて、それはすごく意識したことだけれども
やっぱり、自分の中で、眞昼先生と永嶋玲は分離していて
あくまでも、本の中に存在するキャラクターなんだなってことも、なんだか実感させられたりして。
わたしはこのキャラクターと、一旦お別れをしたんだなということも、わかってしまったりして。
ちょっと涙出そうになったりして。
いつの間にか、わたしも眞昼先生のことを好きになってたんだなあ。なんて気づかされたり。
淋しいけれど、でも、またここからわたしの人生はスタートしていくんだな。
なんてことを思っています。
あと
ひなた号のメンバーが
「推しの王子様みました!」って言ってくれたひとがすごく多くてびっくりしました。笑
現場では、前に朗読のイベントで一緒だった女優さんとも久しぶりにお会いできて、うれしかったなあ。
ちょこっと挨拶しかできなかったけど。🤣
まあそんなこんなで
永嶋玲の大冒険もここで一区切り。
いや、また新たな冒険が始まるのかも。笑
[今後の活動予定]
《イベント》
10月8日〜17日 撮玲ん展@Cafetsumuri
《ライブ》
10月17日 撮玲ん展スペシャルライブ@相模大野Cafetsumuri