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長い文章が書けないんです。。。その2 社員ブログの憂鬱⑥

2017.03.05 22:35

昔、立川談志師匠はピコ太郎にこうアドバイスをしたそうです。

「誰もやっていないことは自分の才能だと思って、誰に何を言われようともやり続けろ」と。

ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。


さて、昨日のつづきです。

長い文章が書けないんです。。。その1 社員ブログの憂鬱⑤


長文の書き方のポイントは大きく3つあり

①具体的に例え話で伝える

②情報を収集し、収集した情報を編集し、編集した情報を発信する

を書くました。


今日は3つ目

③あるモノとあるモノを組合せる


僕が企画やマーケティング関連の本を読みあさってた時に出会った言葉でとっても気が楽になり今でも仕事に取り入れています。

それはこれ。

アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ 以外の何ものでもない

『アイデアのつくり方』 著:ジェームズ・W・ヤングより


その時僕は、「そうかぁ、何もないところからアイデアを生みだすのではなく、既存のあるものとの組み合わせでいんだ。」と知って「僕でもできるな。」と気を楽にしてくれた印象深い言葉です。


ブログネタも同じであるモノとあるモノを組み合わせて”編集”すれば長文ができます。

そして、文章としてよりいいものができる。


アップルとペンを組み合わせる?


PPAPの話は置いておいて、

ちょっと前に書いたブログ記事の事例で説明しましすね。

そのブログ記事はこれ

ある金曜日の午前に商談先に訪問したら担当者がまだ出社していなかったことをブログネタにしました。

ただそれだけだと「そうなんだ。。。」って感じになるので何か組み合わせができないかを考えました。

その日は初めてのプレミアムフライデーで朝からニュースはその話題をしていて僕は出張先のホテルで見てました。我が社にはその制度はないし、僕は出張だから関係ないし。。。

その後、東京の地下鉄の凄いラッシュアワーを体験し、こんなツイートをした。

”3時退社じゃなく、出社時間を遅くしてほしい。”って思ったのです。


その後、訪問したら僕の商談時間を忘れていてその方は出社時間を遅くしていたのでした。

”あんたかっ!”と思い

僕が余計なツイートをしたからか。。。とちょっとだけ後悔した。

という事があったので「プレミアムフライデー」というパーツをブログ記事に組み合わせました。


そして、もうひとつ浮かんだのは師匠の藤村先生の新聞配達の話でした。

これは後でふと浮かんできたのですが、とてもいい話であり、当時衝撃的だったのでよく覚えています。

たしかブログにもあったよなと探してこの話も組み合わせました。


「商談をすっぽかされた」というだけの話だとなかなか長文は書けません。

でも、たまたまですが「プレミアムフライデー」という時事ネタと「師匠から聞いたいい話」を組み合わせて編集したのがこのブログです。

実際僕が体験し、僕が感じたことなのでけっこうスラスラ書けました。

これは3つの要素を組み合わせましたが2つでもいいです。

でも4つも5つもあるとぶれるので3つまでがいいかな。


この組み合わせはアイデアのヒントになるのでビジネスにすごく活用できます。

ブログを書く時にこれを毎回意識していけばとってもいいアイデア創出の訓練になります。

そうそう毎回いい組み合わせができないですが、これも場数です。

是非やってみてください。


最後にピコ太郎(古坂大魔王さん)はずっと”音楽とお笑いを融合させたネタ”をやり続けてきたらしい。アップルとペンではなく、音楽とお笑いを組み合わせたネタをやり続けた結果大ヒットした。

何がヒットするのかわかりませんが、誰もやっていない組み合わせをすればオリジナルになります。

アイデアとはそういう事です。



【社員ブログの憂鬱シリーズ記事】