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台湾、華国の軍事行動に対抗してジェット機を緊急発進

2021.09.06 06:00

 台湾空軍は5日(日曜日)、新たな華国の軍事行動に対してスクランブルをかけた。台湾国防部によると、核搭載可能な爆撃機を含む19機の航空機が台湾の防空識別圏に飛来したという。

 華国が領有権を主張する台湾は、1年以上前から華国空軍が台湾の近くで、しばしば台湾が支配するプラタス(Pratas )諸島に近い防空識別圏の南西部で任務を繰り返していることに不満を抱いている。

 国防部によると、今回の華国の任務には、『J-16』戦闘機10機と『Su-30』戦闘機4機、核兵器を搭載できる『H-6K』戦略爆撃機4機、対潜機1機が参加したという。台湾の戦闘機は華国機を警告するために派遣され、ミサイルシステムは華国機を監視するために配備された、と同部は述べている。

 国防部が提供した地図によると、華国機は台湾よりも華国側の海岸に近いエリア、プラタナスのほぼ北東部を飛行した。

 前回の大規模な活動は、4月3日に華国空軍20機が参加したもので、これまでに台湾が報告した中で最大の侵攻であった。

 華国は、台湾が行ったことに対する不快感や、特に台湾の主要な武器供給国である米国が民主的に統治された台湾を国際的に支持していることを表明するために、このようなミッションをしばしば行っている。先月末には米国の軍艦と沿岸警備隊のカッターが台湾海峡を航行したが、今回、華国が航空機を発射した理由は明らかになっていない。

 国防部は先週、華国からの脅威が増大していると警告し、華国の軍隊は台湾の防衛力を「麻痺」させることができると懸念し、台湾はその配備を完全に監視することができると述べた。