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『かもめのジョナサン 完成版』を読んだ。

2017.03.05 22:45


久々の読書。『かもめのジョナサン 完成版』を読んだ。


世界的なベストセラーである『かもめのジョナサン』。読むのは初めて。


元々3部構成で発売されていたのだが、2014年に第4部を付け加えて完成版として公開された。第4部も執筆されていたが封印していたそう。


【読んだ感想】
めっちゃ深い。特に第4部。


人生をどう生きるかってのがテーマ。


「生存=餌を得る」ためだけに生きているカモメが多い中、ジョナサンは様々な飛び方を極めようとしている。周りの当たり前から飛び抜けている。自分の人生を全うしている。


ジョナサンが飛ぶことに生きる意味を見出すと、それに続く者がたくさん出てくる。


やがてその者たちが多数派となり、常識となる。昔はクレイジーだと見なされていたことが、フツーのことになる。


常識は時代と共に変化する。


自分のやりたいことを突き詰めていくのが人生。興味のあることを深く掘り下げるのが学問。


学校ってなんだろうね。なんとなく通ってる人が多すぎると思う。俺もそうだった。


本来の学校って、学びたいことがある人の集まりなはず。


行かなきゃいけないから行く。いい会社に入るために必要だから行く。これが現代の常識。多数派。


「学び」じゃなくて「点数」を求めに行っている。資格もそう。


点数やランキング、肩書きに惑わされて本質を見失いがち。


「東大生はスゴイなあ」

「テレビに出てるなんてスゴイ」

「ハハア〜」


みんな一緒。誰かが辿り着いている場所に、自分が辿り着けないことなんてない。自分にできないことをしている人が特別にスゴイわけじゃない。


自分を過小評価しなくていい。

他人を過大評価しなくていい。

他人を神格化しなくていい。


他人を神格化すると、自分の可能性を潰してしまう。


行動すればできることって意外と多い。


自分が行動していなかっただけなんだなってその時気づく。


行動力のある人って好きだなあ。既存の枠組みにハマらない人。


スティーブ・ジョブズとか、ホリエモンとか、岡本太郎さんとか。


最近だとキングコングの西野さん。ホント見てて面白い。ワクワクする。


ワクワクすること、トキメクこと、もっとたくさんやってこー!!


最後にこの本の中で一番印象に残った部分を。


「正しい掟というのは、自由へ導いてくれるものだけなのだ」
「それ以外に掟はない」
by ジョナサン