色々なメソッドがある理由
2017.03.06 00:40
ヴェーダから人生のカラクリとカルマを知り、愛に生きるお手伝いのラーデーラーデーです。
世の中には沢山の仕事があって、沢山の学びのメソッドがあり、人間の生き方も多種多様です。
本当の真理がシンプルなら、
こんなに沢山の資格や学びの種類を
作らなくても…
と、思うことはありませんか?
これも学んだ。
あ、さらにこれも学ぼう。
いやいや、この資格も必要でしょう...
ああ、キリがありません。
この様に、
沢山のメソッドが世の中に生じてしまう理由も、
「バガヴァッド・ギーター」の中に、実は書かれています。
「アルジュナ問う。
クリシュナよ、
聖典の教えには従わないが、
自分たち独自の信仰をもって、
崇拝する人々は、
徳性、激性、無知性の
どれに属しますか?」
「至上者答える。
肉体をもった者たちの信仰には、
徳性、激性、無知性の
三種類があり、
それは過去生で
それは過去生で
心に刻印された印象や経験
によって決まる。
これからその説明をしよう。」
これからその説明をしよう。」
「バーラタの子孫よ、
人は生まれつきの
心の状態(チッタ)によって、
異なった形の信仰を
異なった形の信仰を
持つようになる。
その人の心の状態によって、
その人の心の状態によって、
信仰の対象が変わるのである。」
(17章1-3節)
つまり、多種多様な趣向は、
前世での行いで得た
生まれつきの心の状態によって
決まる。
心は移ろいやすいもの。
ひとりひとり、心も行いも違うので、
沢山の主義や信条が
どうやら世の中に現れてくる、
ということの様です。
ここの本当のポイントは、
「聖典の教えには従わないが」
という部分だと思います。
もし、素直に聖典、
先人の教えに従うのなら、
移ろいやすい心の状態に左右され
都度、主義や信条を変える必要はない。
5000年以上
インドに大切に伝わり続ける
ヴェーダを学ぶと
考えごとや悩みが減ります。
余計な疑問を持たず、
人生がシンプルに楽になります。
この節からも
あらためてそんな気づきを
いただきます。
ヴェーダを共に学ぶ方が、
日本にもっと増えます様に。