「ペン字レッスン」の流れ
目黒式こども文化スクールSENSは、感性を高めるためのオリジナルカリキュラム。
ペン字も茶道も、50分間のおけいこ(レッスン)は、このような流れ。
文化スクールですから、礼にはじまり礼に終わる!ということで、最後はお片付けまで、きちんと行ってもらいます^^今回は、ペン字レッスン50分の流れを具体的に紹介したいと思います!
①準備とご挨拶(5分)
ペン字レッスンの準備は、テキスト配布、えんぴつと消しゴムの用意のみ。
大きな声でしっかりとご挨拶して、おけいこスタート。
「よろしくおねがいします!」
◆礼儀作法・自主性
②はじまりのワーク(5分)
はじまりのワークの一例としては、論語の素読を行います。素読(そどく)とは、文章の意味を理解するのではなく、文字&音としてただ声に出して読むこと。大河ドラマなどで、江戸時代に寺子屋で行われているシーンなど、記憶にある方もいらっしゃるのでは?素読の効果は語り出すときりがないので、改めて書こうと思いますが、歴史において偉業を成し遂げた先人の多くが子供の頃に素読を行っていたという事実を考えると、ぜひ取り入れたいワークです!おなかから声を出すことで、ウォーミングアップにもつながります。
◆聴く力・発する力
③基礎(20分)
基礎はじっくりと丁寧に行います。まずは、ひらがなのレッスン!
ひらがなは、大人向けのペン字講座でも必ず取り入れる美文字の土台です。ひらがなの成り立ちや、上手に書くためのポイントを、ひと文字ずつしっかりと身につくまで お伝えしていきます。心をこめて丁寧に文字を書く練習を行うことで、持久力と集中力、そしてバランス感覚もアップ。また、のちのちクセ字につながりやすい、文字を書くときの姿勢やえんぴつの持ち方の矯正も、基礎の時間に行います。
◆持久力・集中力・バランス感覚・基礎的スキル
④課題(8分)
SENSでは、必ず毎回新しい課題に挑戦します。学年別の履修漢字にはこだわらず、よく目にする身近な漢字だったり、造形的でおもしろい漢字、少し角度を変えるだけで“あっという間に美しい文字に変身する黄金ルール”など、漢字への興味が湧くことと 言葉の豊かさを感じられることを大切に、テーマを設定します。実用的な美文字的スキルアップはもちろんのこと、新しい課題に挑戦することで得られる「ナルホド!」という感覚や学びが、こどもたちの感性をより一層研ぎ澄ませていき、日常の中あるささやかなよろこびや楽しみに 自ら気づける情緒性を育みます。
◆チャレンジ精神・探求心・情緒性・応用的スキル
⑤遊び(7分)
SENSの特徴でもある遊び。ペン字レッスンでの一例としては、
・オリジナルの百人一首やかるたを作って遊ぼう!
・漢字の“へんとつくり”の組み合せゲーム
・〇〇を連想させる言葉を、3分でできるだけたくさん書いてみよう!
などなど。判断力や直感力を高め、創造する力を培う時間です。
◆判断力・直感力・創造性
⑥片づけとご挨拶(5分)
ペン字のお片付けは、身の回りのお掃除や 使用した備品の整理整頓を、みんなで協力して行います。最後も大きな声でご挨拶をして、おけいこ終了。
「ありがとうございました!」
◆礼儀作法・自主性・協調性