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TODAY IS A GIFT

硝子の格子戸を開けたくなって...

2017.03.06 14:45



数寄屋橋交差点から新橋に向かう途中で

吹き硝子らしき扉を見かけて思わず立ち止まったら

どうやらギャラリーのよう。


扉を開けてみたくなって(笑)

思わず入ってみましたら回り階段の下に

素敵な時空が広がってました。


この日開催されていたのは輪島塗師・赤木明登さんの「茶の箱展」

漆の器だけではなくて、

陶磁器や鋳物、竹細工など

工芸作家の作品と組み合わせた美しい茶道具が

仕覆(しふく)と呼ばれる茶道具の袋に入れられて

箱に納められるように整然と展示されていました。


さながら上品で高級な大人のおままごと道具。

そのまま野点に出かけてお茶を一服いただきたくなるような

そんな茶の箱とお道具が10種類くらいあったでしょうか。


伺うと仕覆は生地の染めから作られたもので

仕覆に収める前の器と

納められた形が

左右対称に並べられている遊び心もあって

しばらく眺めて楽しみました。


お茶の嗜みがあったら

もっと深くいろんなことがわかるのでしょうけれど。

そうでなくても見るだけで美しい、と思うのもいいですね。

12日(日)まで開催されています。

ぜひあの硝子の扉を開けてみてください(笑)