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渡邉拓久 オフィシャルサイト

「後継者は・・・ 何か新しいことやるの?新しいことやるんです!」

2017.03.05 23:00



後継者の人たちは

どんな経営をしていけばいいのか?


失敗のない事業承継、

引き継ぎをするために・・・


後継者として経営を引き継いでいく時、

何を果たすべきかを理解し、

それを学べばいいのです。


前回、後継者の果たすべき“役割”を、

このように定義しました。


(1)リーダーシップを図ること
(2)革新的な取り組みを行う
(3)会社を継続させること


そして、前回は

1.のリーダーシップを図ること

をお伝えしました^^


後継者は先代と比較すると

“求心力”という点で弱いことが多いので、

そのためには・・・といった内容でした。

要するに・・・

“この人でも大丈夫だな!”

と思わせることが重要でした。


読んでいない方は、

前回号を見てくださいね!


そして今回は2つ目の

『革新的な取り組みをする』

です。


何が革新的か・・・

という事を考えると難しいので、

新しい取り組みをするということです!


前回のリーダーシップもそうですが、

後継者として何らかの「成果を上げる」

ということが、心持ちとしても

とっても重要なのです。


“親には負けたくない”

といった感情や、


“早く社会的に認められたい”

といった感情・・・


「自分で切り開いた!」

と言いたいですよね!^^


後継者の方の相談を受けていると

こういった感情を交えた話

聞くことがとても多いです^^


ここでのポイントは3つ


一つは、

自分自身の力で切り開く“意志”が大切


二つ目は、自分自身で成果を上げること


そして、

三つ目は、過去の延長線上のビジネス展開で

これからを乗り切れるのかを見据えて

新たな挑戦をするのかどうかです。


“意志”については、

「後継者になる」と決めた時の

覚悟と同じ・・・

※当然、覚悟してますよね?!

これ事業承継のスタートの原則です^^;


成果は自信につながる(自分の)

成果は信頼につながる(社内の、業界の)

とても重要ですよね!


そして・・・

過去の延長線上のビジネス展開で

乗り切れるかどうかです。

そのための新しい挑戦が必要であるということ。


多くの人が、今の延長線上で

商売がずっと続くと思いがちです。


そんなに甘くはないです!!


ずっと続くと勘違いをして・・・

新たな取り組みをせず消えていく会社は

山のようにあるのです。


うちの顧問先にも

過去に挑戦せずして、落ちかけた会社もあります。

その後、立て直しに成功したものの

その苦労と労力と落ち続けるストレスを

考えれば、もっと早く動くべきだったでしょう。

私も相当チカラを使って苦労しました^^;


モノのない時代から

モノがあふれる時代へ変わり・・・

選びたい放題の時代だからこそ

売れないのも当然です。

そして、今でさえその状況に陥っている

会社であればなおさらです!


革新的な取り組みをするのは

資金も含めてリスクはつきもの・・・

だからこそ後継者という立場の

今から取り組むのがいいのです!


新しい事業なのか、

新たな技術開発なのか、

関連性ある他の事業への挑戦なのか・・・


いろいろ選択はあるかと思います。


何をこれから展開すべきか

挑戦するべきか

じっくり考えてみましょう。


次回は3つ目の

「会社を継続させること」

について触れてみますね。



経営コンサルタント

渡邉拓久

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経営コンサルタント 渡邉拓久

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