「完璧」はどこまで狙うか
こんばんは。Jun Shimamuraです。
世界大会での演技、インスタでの投稿など、技の動画をSNSなどで公開する機会が初心者上級者問わず多くある時代かと思います。そうしたときに、公開する動画のクオリティはどこまで上げるべきなのでしょうか。
極論言ってしまえば、好みだと思っています。しかし、動画を投稿する際の目的によってはもしかしたら効果的な完成度があるのかもしれません。
まず、世界大会などの、審査してもらうための動画。これはいうまでもなく可能な限り完成度を高めるべきです。競技として捉えるならば当然点数を狙っていきましょう。しかし、順位が全てという考え方は否定しませんが、「大会に参加すること」自体に意義を見出す考え方もあります。そうした場合は、自分が楽しめる範囲で取り組む方が良いでしょう。あまりに完璧を狙い続けると、楽しいという感情よりも、辛い、止めたい、といった感情の方が大きくなっていきます。
次に、新技をSNSに投稿する際。これは人によると思います。スケールの大きい話ですが、そのカルチャー全体の発展を考えるのであれば、完成度よりも、なるべく早く新しい要素を全体に共有することが大事だと思います。完成度を高める、派生技を考える、といった操作は自分じゃなく他の人たちに協力してもらおうといった考えです。成功していなくても、動画を上げることで皆で試行錯誤していく楽しさがあると思います。
解説動画などはやはり妥協せず完成度を求めるべきでしょう。
「完璧」をどこまで求めるかで楽しさは変わってくるでしょうし、そのカルチャーへの付き合い方も変わってくると思います。自分の中で一つ基準を持っておくと良いかもしれません。ただしその基準を他人に押し付けることは許されない行為だと思います。人それぞれの楽しみ方があるはずです。
P.S.
コマソロハムの派生を誰か考えてください。