【9月に起こりやすい】夏バテについて
今回は夏バテについてお話をしていきます。
なんか食欲が落ちたりとか、暑さにやられていたり、だるくなったりしていませんか?
9月になって少し暑さは和らいでくるかと思いますが、夏に受けたダメージがじわじわと出てくるのが9月と言われています。
今回で夏バテを理解して、9月の食事を見直してみましょう。
まず、僕たちが動いたり、元気よく過ごしていくためにはエネルギーが必要ですよね。
そのエネルギーを作ってくれているのがミトコンドリアという場所になります。
ミトコンドリアがエネルギーを作るために必要なのが栄養です。
もし栄養が足りない状態だとミトコンドリアからエネルギーが作られなくなりますよね。
これがいわゆる夏バテの現象になります。
夏バテはミトコンドリアの栄養不足であるということをご理解いただけたらと思います。
秋バテとか冬バテって言葉は聞いたことありませんが、夏バテは有名ですよね。
これにもちゃんと理由があります。夏だからこそミトコンドリアが栄養不足になるんですね。
ミトコンドリアの栄養で必要なのは、カロリー、ビタミンB、ミネラルが大事です。これらの栄養をうまく摂っていくという発想が大事かなと思います。
まず夏バテの原因をお話していきます。大きく3つありまして
一つ目が食欲不振です。
これは気温が影響していて、外は暑いのでからだは汗をかいて冷やそうとします。でも、中に入ると冷房が効いていて寒い。
そうなるとからだは温めようとしますよね。で少ししたらまた暑い外に出て、また寒い室内に入ってと、夏はからだの中での冷房と暖房の切り替えが常に行わないといけなくなります。
この冷房と暖房を切り替えているのが自律神経なんですが、もう夏はこの自律神経の働きがぐちゃくちゃになります。
自律神経がぐちゃぐちゃになることで、食欲が低下していきます。夏は1年の中で一番この気温差がある時期ですのでこういったことが起きてきます。
これが夏バテの大きな原因になります。
2つ目は食べるものの質が落ちているということです。
食欲が落ちてきても、何かは食べないといけないなとは思いますよね。
食欲が落ちてきているときにがっつりカツ丼いったれーとはならないですよね。
できたらさっぱりとしたそうめんとか、のど越しがいいものを選びがちになるかと思います。もちろん例外の人はいます。
そういったさっぱり系のもの、そうめんなんかは原材料が小麦と塩と水くらいなので
摂れる栄養が糖しかないんですね。ミネラルやビタミンはごくごくわずかしか摂れないんです。
これをよくエンプティカロリーと呼んでいて、カロリーは摂れるけど、必要な栄養が摂れないという食品になります。
夏はこういったもので食事を済ませてしまう機会が多くなることで、ミトコンドリアの栄養不足が起きていきます。
3つ目は夏は消化力が落ちてくるということです。
僕たちが食べ物を食べた時はそのものを細かく分解して吸収するために、消化しないといけませんね。
この消化を行ってくれているのが酵素なんですが、酵素は温かすぎても働けない、冷たいところでも働けないという性質があります。
なので内蔵はだいたい37℃くらいに保たれているのが普通なのですが、夏は温かいものより、冷たいものを選びがちですよね。
アイスだったり、キンキンに冷えた飲み物だったり、冷たい飲み物を摂っていると胃の温度はどうでしょうか。胃も冷たくなってしまいますよね。そうなると消化をする酵素は働けなくなります。
なので消化力が落ちて食欲がますます低下していきます。
これらが夏バテの原因になります。
改善策としては
- 暑い寒いというものをできるだけ繰り返さないように、室内で羽織るものを用意する。
- 冷たいものを摂り過ぎないように注意して消化力を下げないようにする。
- できるだけビタミンやミネラルを摂ることを意識して食事を摂っていく。
参考までに。
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