ヴィンテージ ベークライト
2018.03.24 07:00
ヴィンテージのコレクタブルなマテリアルのひとつ、ベークライト。
ベークライトは1910年頃、世界で初めて人工的な材料を元に作られたプラスチック樹脂。
アールデコの新しい時代と共に誕生し、ジュエリーの他にもラジオや電話、おもちゃなどの様々な生活用品に使用されてきました。
初期のベークライトにはブラウンとブラックの2種しかありませんが、その後1928年に製作が始まったカタリンというマテリアルも、総称してベークライトと呼ばれているのが通常です。
カタリンは様々なカラフルなカラーで作られ、初期のベークライトよりも扱いやすくなったことから、多くのジュエリーにも使われています。
ベークライト一番の魅力は、経年によってイエローを伴う独特な温かみのあるカラーに変色することです。