Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

カルダモン

2021.09.29 22:40

「スパイスの女王」と呼ばれる高級ハーブ。

栽培が難しく、サフラン、バニラと並んで高価なスパイスです。


アラブではコーヒーにカルダモンを入れて、おもてなしの一杯に使用されています。

インドではアッサム紅茶にカルダモンをはじめとした複数のスパイスを入れ、ミルクティーで楽しむチャイも人々に親しまれています。


消化器官の不調を改善し、唾液や胃液の分泌を促すほか、腸内のガスを取り除く効果も期待できます。


口臭防止によく使われ、カレーなどの食後にカルダモンのハーブティーを飲むと、口臭を予防し消化も助ける効果が期待できます。


また、発汗作用があるため風邪のひき始めのお茶にもおすすめです。


妊娠中の使用には注意が必要です。


おすすめのブレンド

日本ではチャイやカレー、シナモンロールなどに使われるカルダモン。

口臭防止のほか、夏の食欲不振にも効果が期待できます。

ダンディライオン

苦味とコクのあるダンディライオンにカルダモンをブレンドすると、チャイのようなエスニックな風味が楽しめます。

さらにフェンネルをプラスすることで、オリエンタルな香りと甘み、消化促進効果もアップ。

ぜひミルクティーにして楽しんでいただきたいブレンドです。

レモングラス

胃の働きを助け消化促進効果が期待できるレモングラスとのブレンドは、食後の一杯におすすめ。

カルダモンのスパイシーな香りとレモングラスの爽やかな柑橘に似た香りが、南国を思わせリラックスさせてくれます。


レモングラスには抗菌効果があるため、カルダモンの発汗作用と併せて風邪の予防のお茶としてもおすすめです。

ジュニパー

胃腸の調子を整え、利尿・発汗を促す効果が期待できるジュニパーは、体内の老廃物や余計な水分を排出するデトックス効果にも優れています。

スパイシーな香りはカルダモンのエスニックな香りとも相性が良く、ほのかに甘みを感じる味わいに。

身体が重いと感じたときに飲んでいただきたいブレンドです。


学名:Elettaria cardamomum

科名:ショウガ科

有効成分:ビタミンC、B1、B2、ミネラル類、精油(テルピニルアセテート、1-8シオネール、α-テルビネオール、α-ピネン、リモネン、リナロール、ボルネオール、タービリン)

作用:鎮痛、抗炎症、健胃、駆風、消化促進、去痰、抗菌、利尿、消臭、胆汁分泌促進

適応:皮膚・粘膜の炎症を抑える、口臭防止、胆汁分泌、消化不良、吐き気、脳の働きを活性

使用部位:果実