ケミカル編⑧
今日はPH(ピーエイチ・ペーハー)についてお話しします!
いつもより少し難しい話になりますが
美髪や美肌には重要になります!
まず、PH(ピーエイチ・ペーハー)とは??
酸性・中性・アルカリ性があります。
イメージ写真を引っ張ってきました!
この画像、見覚えある方が多いと思います!
小学校か中学校の理科の授業で習います!
では、このPHが髪やお肌とどう関係があるのか??
ということですが、、、
人の肌や、髪にもPHが存在します!
髪や肌の等電点は、PH4,5~5,5 と言われています。
(イメージすれば髪や、お肌がPH4,5~5,5の状態で一番安定してるということです)
なのでPH4,5~5,5 以下や以上になると不安定な状態になり
髪や、お肌がダメージを受けやすくなります。
左の写真はPHが4,5~5,5で髪が安定している状態で
右の写真はPHが7~14でアルカリ性に傾いてる状態です。
これはどう言うことか説明すると
髪の表面にある
キューティクルがPHがアルカリ性に傾くことにより
キューティクルが開き、浮かび上がっている状態です。
こんな体験ありませんか??
海に入ると髪がギシギシになり、、
プールに入っても髪がギシギシに、、、
そうなんです。。。
これはPHが関係しています!
海水はPHが約9もあります!
これはパーマ剤(種類にもよりますが)のPHに近いもしくはそれ以上です!
キューティクルが開き、浮かび上がることにより
毛髪内部の栄養が出て行き、カラーの色も出て行く。。。
髪にとって負担が大きいことが多いです!
キューティクルが浮かび上がっているので
摩擦でキューティクルが剥がれる事も多くなります。
なので大事なのは、いかに毛髪のPHを4,5~5,5の
安定した状態に保てるか、が重要です!
そして
パーマ剤はPH9 前後
カラー剤はPH10 前後
ブリーチに関しては高いものでPH13 前後
になってます!
この数値を見るだけでも
ダメージを受けやすい 薬剤がよくわかります。
薬剤を使うとその薬剤のPHに近い数字に毛髪のPHが寄ってしまいます。
そして、PHを下げる処理をしないと、PHは基本的にほとんど下がりません。
ご自宅で毎日シャンプーをしても下がってPH9⇨8 など1程度です。
なので美容院でカラーやパーマをされた時には
このPHを下げる処理をしたり
ホームケアのアイテムでPHが低いものを
使わないといけません!
※毛髪のPHが8⇨9になった時点で
毛髪PHが4,5~5,5の時に比べると
10倍ダメージを受けやすくなっています。
そしてPH9⇨10になった時には
もう更に10倍ダメージをしやすくなっているので
PH4,5~5,5に比べると
10倍×10倍=100倍
ダメージを受けやすくなっています。
想像するだけでゾッとします。。。
なので美容院に行かれた後
カラー・パーマだけで
後処理(PH除去等)をされてない方は
危険です!
なので必ずPHを
下げる処理(後処理)をするようにお願いしてください!
〜まとめ〜
カラーやパーマ後には必ず
PHを下げる処理をしないといけません。
それをするだけでも、日々の髪のダメージは
格段に変わっていきます。
もし、いつもの美容室でされてない方は
美容師さんにお願いしましょう!
もしくは、お家で使える
ホームケア用アイテムを使って
ケアをしていきましょう!