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Roots

ケミカル編⑧

2019.02.19 17:16


今日はPH(ピーエイチ・ペーハー)についてお話しします!

いつもより少し難しい話になりますが

美髪や美肌には重要になります!


まず、PH(ピーエイチ・ペーハー)とは??

酸性・中性・アルカリ性があります。

イメージ写真を引っ張ってきました!

この画像、見覚えある方が多いと思います!

小学校か中学校の理科の授業で習います!


では、このPHが髪やお肌とどう関係があるのか??

ということですが、、、



人の肌や、髪にもPHが存在します!

髪や肌の等電点は、PH4,5~5,5 と言われています。

(イメージすれば髪や、お肌がPH4,5~5,5の状態で一番安定してるということです)

なのでPH4,5~5,5 以下や以上になると不安定な状態になり

髪や、お肌がダメージを受けやすくなります。


左の写真はPHが4,5~5,5で髪が安定している状態で


右の写真はPHが7~14でアルカリ性に傾いてる状態です。


これはどう言うことか説明すると

髪の表面にある

キューティクルがPHがアルカリ性に傾くことにより

キューティクルが開き、浮かび上がっている状態です。



こんな体験ありませんか??

海に入ると髪がギシギシになり、、

プールに入っても髪がギシギシに、、、



そうなんです。。。

これはPHが関係しています!

海水はPHが約9もあります!

これはパーマ剤(種類にもよりますが)のPHに近いもしくはそれ以上です!


キューティクルが開き、浮かび上がることにより

毛髪内部の栄養が出て行き、カラーの色も出て行く。。。

髪にとって負担が大きいことが多いです!


キューティクルが浮かび上がっているので

摩擦でキューティクルが剥がれる事も多くなります。


なので大事なのは、いかに毛髪のPHを4,5~5,5

安定した状態に保てるか、が重要です!


そして

パーマ剤はPH9 前後

カラー剤はPH10 前後

ブリーチに関しては高いものでPH13 前後

になってます!


この数値を見るだけでも

ダメージを受けやすい 薬剤がよくわかります。

薬剤を使うとその薬剤のPHに近い数字に毛髪のPHが寄ってしまいます。

そして、PHを下げる処理をしないと、PHは基本的にほとんど下がりません。

ご自宅で毎日シャンプーをしても下がってPH9⇨8 など1程度です。


なので美容院でカラーやパーマをされた時には

このPHを下げる処理をしたり

ホームケアのアイテムでPHが低いものを

使わないといけません!


毛髪のPHが8⇨9になった時点で

毛髪PHが4,5~5,5の時に比べると

10倍ダメージを受けやすくなっています。


そしてPH9⇨10になった時には

もう更に10倍ダメージをしやすくなっているので

PH4,5~5,5に比べると

10倍×10倍=100倍

ダメージを受けやすくなっています。


想像するだけでゾッとします。。。


なので美容院に行かれた後

カラー・パーマだけで

後処理(PH除去等)をされてない方は

危険です!


なので必ずPHを

下げる処理(後処理)をするようにお願いしてください!



〜まとめ〜

カラーやパーマ後には必ず

PHを下げる処理をしないといけません。

それをするだけでも、日々の髪のダメージは

格段に変わっていきます。


もし、いつもの美容室でされてない方は

美容師さんにお願いしましょう!

もしくは、お家で使える

ホームケア用アイテムを使って

ケアをしていきましょう!