《高校生》自分らしいカタチへ
2021.09.08 08:02
高校生たちの静物画制作の様子。
卓上に瓶や幾何形態の石膏など動かないモチーフを配置し、それらが置かれた空間を描いていきます。
各高校美術科の実技入試でも、静物デッサンが課されることがほとんど。
入門者から達人まで、絵画を勉強する人ならば皆描いてます。
油彩、水彩、アクリルなど、絵画の技法は様々ですが、どんな方法においても静物はポピュラーなテーマです。
静物を通して空間、形態、色彩といった絵画の基礎を体得し、さらには自分らしい表現のカタチへと展開していく…
静物の基本的な部分は同じ。
ですが色の扱いや筆のタッチ、形態の捉え方など…意識的なところから無意識的なところまで、その時々の選択が、その人の個性となって画面によく表れていると思います。