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私の師匠

2023.07.24 12:30

私は、基本的には頑張り屋さんの部類だと思います。

なので、ダンスをやっていた頃は、それこそ必死でがむしゃらに頑張っていました。

結婚するまで、大阪でOLをしていましたが、仕事だって、とにかく必死で頑張っていました。


そして、結婚で岡山へ移り住み、退職後、今までのように全てに全力投球のフルスピードでの生き方をギアチェンジして、ゆっくりしたいな。と思いました。

その中で、身体を虐めることなく続けていくつもりでヨガインストラクターの資格を取得し、たくさんの人と心地よい時間を共有できればと思っていました。


今もその思いに変わりは無いのですが、ゆるくやっていこうと思うと、「サボってもいい」「無理そうなことはやらない」という風に落ち着きがち。


ところが、今の私のアシュタンガヨガの先生は、そんな私にいつでも小さな試練を与えてくださいます。

その度、(いや私には無理だから)(ガチ勢じゃないし)と逃げ出したくなるのですが、

半年に一度しかお会いできない先生から

せっかく頂いた課題だからと、

なんとか毎日続けていける感じです。


先生とお会いできる回数は少なく、

日頃は1人でプラクティスを行っているため、

どうしても怠けてしまいがち。

自分を甘やかすのも鍛え上げるのも自分なんですが、なかなか匙加減が難しいですよね。


そんな自分の匙加減を絶妙なタイミングで、

フォローしてくださるのが先生です。

頑張れるのに、限界を作って頑張ることから逃げてる私には、「大丈夫。出来るからもう少しやってみましょう」と挑戦を促してくれたり、

出来てない部分で自分を卑下してしまっていたら、「出来てるよ」と、肯定してくださいます。


そんな風に、いつも厳しくも頼もしい師匠なのですが、

一方で、私が体調不良で身体が思うように使えない際には、私の心情に優しく寄り添い

「今の状況でトライできた自分を褒めてあげて」と声をかけてくれ安心させてくださいます。


押したり引いたりしながら、

心と身体を心地良い方向へ案内してくださる。

そんな先生です。


私も誰かにとって、そんな存在になりたいです。