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発達障害を持つ子供の勉強とゲーム

2017.03.08 06:25

最近、面白い記事を読みました。


すごく簡単に説明してしまうと(詳しくは読んでね)

ADHDを持つ子供は高い報酬の時だけ

報酬系の脳の部分が活性化する。

低い報酬の時には報酬系の脳の部分は

活性化が見られなかった。

薬による治療を受けたら

ADHDでない子供と同じように

低い報酬の時にも

脳の報酬系の部分が活性化したよ。


ということなのです。


つまりちょっと褒めたくらいじゃ

褒められたうちに入らないらしい

ということです。


これはADHDでないけど発達障害の娘には

非常に納得のいく話しで


勉強で覚えた!という

地味〜〜な達成感では

喜びも快感も感じないとか


それまで楽しんでた遊びや趣味も

だんだん慣れてきて快感が落ち着いてくると

興味も関心も薄くなって

「つまらない」というカテゴリに入ってしまうこと

 →途端に辛くなって「やらされてる感」が強くなる

とか


あるあるエピソードなのです。


以前、娘でやった実験で

九九を夏休みに覚えさせました。


最初の2週間は

九九を覚えたら

生活のこういうところで役に立つんだよ♪と

しっかり事前に説明して取り組ませました。


結果:

九九を覚えても

「覚えた、できた」という快感はゼロ。

「役に立つんだよ」という報酬は感じにくい。

 →結果、やる気も全く起きない(爆)


九九の段をひとつ覚えたら500円という

目に見える報酬、

お金が貯まったら欲しかった○○が買える!

判りやすい報酬・快感を提示すると

 →1週間で覚える(笑)


という結果になりました。


残念なことにというか

当然というか、報酬を手にした後は

覚え続けている必要は娘には無いわけで

速攻で忘れましたが(爆)


この快感が強くないと反応しないという部分は

愛情の受け取りにも影響している気がします。


普通に愛情を示してるつもりでも

発達系娘にとっては物足りないようで

(快感が足りない?)

すっごくラブラブ〜な感じで接して

やっと満足するようなところがあります。


が、このラブラブ仲良し親子〜

10代前半になっても親のハグとお膝が必要〜♪とか

毎回「すごいでしょ、褒めて!讃えて!」という

無言有言の圧力を受けながら一緒にいるのは

親的には意外と負担が大きくて(笑)


こういう子だと解っていても

母親はノイローゼになりそうな気分です。

理解していなければ

甘えるな!とか、いい加減にして〜!とか

叱ってしまって、

二次障害や愛着障害を起こしたりするんだろうな〜

という気がします。


そうそう、すっかり忘れかけていましたが

こういう強い快感しか感じられない

発達系の子供や大人が

ゲームをやめられないとか

ギャンブルをやめられないというのは

当たり前な気がします。


そういう脳だし(爆)


ゲームとか飽きさせないように

イベントや珍しい報酬など

盛りだくさんですしね〜

(まんまとゲームの罠にはまる主婦の私)


さて、そんなADHD&発達障害に一筋の光。

服薬による改善ですが

個人的には試してみる価値があると思います。


特に勉強などに落ち着いて取り組めるように、

あるレベルにまでは達するように求める親御さんや

衝動的な行動を抑えるのに有効だと思います。

実際にそうやって一般就労に付いている

発達の方も多数いらっしゃいますしね♪


娘の場合は不安と恐怖心の方が強いため

薬による治療はそちらが重点的になっています。

微妙なバランスでいい感じなので

「勉強とかが落ち着いて」の方は保留です。


じゃあ勉強はどうしているかというと

読み書きゲーム攻略本漫画などで

計算実際の買い物やNumbersで作ったお小遣い帳

カードゲームのダメージカウンターの計算

ちょっとづつ覚えています(笑)

くり上がりはカップ麺の3分間の計算

なんとなく解ってきたようで(爆)


こんなんで大丈夫か?と思ったりしてましたが

最近、娘が本をそこそこ普通に

読めることが判明しました(爆)

「いつの間にか読めるようになってた」そうです。

買い物も普通にできるしな。


な〜んだ、ノープロブレムじゃんwww