浴室改装
2017.03.08 07:47
木造住宅の浴室をユニットバスに改装。
1坪タイプのユニットバスを設置しました。
極力改装費用が大きくならないように、既存窓をそのまま利用。
ユニットバスは保温力が高く、少し寒くても、シャワーで温水をさっとかければ、
すぐに浴室まるごと温かくなります。
シャワーの水を手元で止めることができるシャワーヘッドの採用。
下の写真と見比べていただくと分かりますが、
浴槽を挟んでリモコンが設置してありました。
浴槽に入っていないときは、遠く不便で、危ないので、
シャワ水栓の近くに位置を変えています。
工事前の写真。
昭和40~50年代の標準的なお風呂の仕様ですね。
タイルの床・タイルの壁。いままでは、冬場はかなり寒かったと思われます。
こちらのお客様は丁寧に使われていたようで、
建具もガタガタ、タイルはひび割れというのがほとんどなのです。
新築当初から、そのままのお宅が多いですよね。
浴室から洗面所までの段差も15cmくらいあります。
もちろん、今回の工事で段差は解消、バリアフリーです。
充分活躍してくれた浴室だと思いますが、
このタイプ実は、白蟻の被害にあっていることが多いです。
タイルの隙間や配管の隙間から、水が漏れて、白蟻にとっては好条件の場所なのです。
工事中に、タイルや土間タイルを撤去した時に、下地の状態も確認できます。
お客様に確認し、相談したうえで、必要に応じて、柱の補強・入替などを施工します。
リフォームでは、見えない場所が多いので、見積り内では想定していないこともあります。
そこがリフォームの難しい所ですが、ご予算内に収まるよう現場でも対応していきます。