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動物愛護

2021.10.09 07:00

毎年9月20日~26日は環境省が定めた動物愛護週間。

この期間を機に動物の愛護について深く考えてほしい。


世の中にはペットとして飼育され幸福な動物がいる一方、人間の私利私欲のため乱雑に使われ辛い思いをしている動物が数多存在する。

先月も長野県松本市で犬1000匹を劣悪な環境で飼育・繁殖していた業者が警察の家宅捜索をうけた。

犬たちに自由はなくずっとケージの中に入れられていたという。

そして信じ難いことに、無資格の者が、無麻酔で犬に帝王切開をしていたという疑念があるのだ。これが真実ならば絶対に許せないし、非常に憤りを感じる。仮に法律で裁けなくとも、神の法のもと災厄が襲うのは決定事項である。


こういった悪徳繁殖業者が現存するのは、気軽に生体を購入できるペットショップがあるからだ。

本国は先進国でありながらも、動物愛護に関しては諸外国よりも後れをとっている。

海外にはペットショップがない国だってあるのだ。


今年、改正動物愛護法が施行されたが、残念ながら生体販売禁止にまでは至っていない。

動物を購入する消費者がいなければペットショップはなくなるのだ。だから動物をペットショップで買うべきではない。

もしもこの先あなたが動物を家族に迎え入れる際は、動物愛護団体や保健所で譲り受けてほしい。そして必ず適切に終生飼養をすることだ。


このような動物愛護の話題になると、主に犬や猫に着眼点が置かれるが、牛・豚・鶏などの家畜たちも人間に支配され、いいように扱われて虐待を受けている。

ぎゅうぎゅう詰めの柵の中に押し込まれ、勿論自由などない。屠殺されるまでほぼ同じ場所、ほぼ同じ体制で空虚な日々を過ごしているのだ。


彼らは人間に殺められ食される運命のもと生を享けたのではない。

無論このような業者にも霊的罰則(因果応報)が働き、ブーメランが返ってくる。

手をあげれば何処かで誰かに暴力をふるわれる。殺せば何処かで誰かに苦痛を伴う殺され方をする。自分に返ってこなくても、家族や大切な人たちがかわりに結果を受けとめることもあるのだ。


動物肉もペットショップ同様、肉を欲する消費者がいなければ、成立しなくなり廃業に持っていける。

ただペットショップ廃止よりも、動物肉廃止のほうが非常に困難であろう。


「人類は肉を喰らうな」