【レポート】WILL2021@オンライン:「定例オンライン会議(4) 」を開催しました
「JPBVソーシャルビジネス支援プログラム2021@オンライン」でトレーニーを務めている菊池です。
9月に入って残暑が落ち着き、プログラムは後半戦に入りました。
今回は、これまで学習しブラッシュアップしてきた「変化の法則」や「相関図」について、チームで作業してきた結果を発表し、プログラム参加者との意見交換を行った後、「ロジックモデルの作成」に着手するチームミーティングを行いました。
前半の「変化の法則」と「相関図」の発表では、各チームで改めて「困りごとを抱えた当事者」の定義について深く考え、「困りごとを象徴する数字」を検討した結果と、お手本となるような他団体の「先行事例」の調査やその課題点等を参加者の間で共有することができました。
特に「困りごとを抱えた当事者」については、支援対象を表すにふさわしい表現のために、言葉の一つひとつに着目して検討を重ねたというエピソードが印象的でした。
後半の「ロジックモデル」に関するミーティングは、将来的な社会の展望とそれにつながる団体の活動をひもづけて伝えるための大きな課題に着手するという緊張感を持ちながら臨みました。
今後は、支援先における「ビジョン」と「ミッション」を最重視して設定した「アウトカム」(社会的インパクト)を共有した上で、チームで作業を進めていきます。
プログラムへの参加を重ねるほど、支援先が目指すものがはっきりと明確化されていることや、誰をどんなふうに助けたいのか、そのために何をするのかを地域に伝えることの重要性を感じています。
定量的に表現できない事柄が多く、表現にいつも苦戦していますが、支援先のモチベーションや情熱のようなものが色あせないような「社会を変える」計画や“志金”調達計画づくりに向けて、引き続き励みます。