レッドバタビアのポテトフィッシュサンド
今月の野菜
レッドバタビア
レッドバタビアは、リーフレタスの一種。レッドの名の通り濃い赤のグラデーションが印象的で、イタリアで品種改良されました。柔らかくて食べやすく、ふんわりと繊細な葉野菜なのでかさばらず、サンドイッチの具などにピッタリ。味や香りにクセがないので具材との組み合わせも自由で、もりもり食べられます。レタス自体は非常に歴史の古い野菜で、原産地は地中海沿岸から西アジアと言われ、古代エジプト、ギリシャ、ローマでも栽培されていました。もともとは丸く結球していない、ロメインレタスのような葉レタスでしたが、古くから積極的に品種改良がされて様々なタイプが生まれました。代表的なのは、丸い結球型の玉レタスや、葉がほとんど巻かず立っているレタス、非結球のリーフレタス、茎から葉を掻き採るタイプの4種。また、レタスは茎を切ったときに白い乳のような液が出ますが、これが名前に大きく関わっていて、レタスの学名「ラクチュカlactuc asativa」のラクlacは乳を意味します。和名では「萵苣(チシャ)」と言いますが、その由来もこの液から「乳草(ちちくさ)」と呼ばれ、そこから転じたと言われています。食べやすいうえに、カリウムなどのミネラルやビタミン、食物繊維をバランスよく含んでいる優秀野菜です。
材料(2人分)
レッドバタビア 20g
食パン 2枚
マヨネーズ 大さじ1
アジなど(3枚におろす) 2切れ
小麦粉 大さじ1
溶き卵 1/2コ分
パン粉 大さじ2
※簡単ポテトサラダ 大さじ1と1/2
塩、こしょう、揚げ油、粒マスタード 各適宜
作り方
1.レッドバタビアは水洗いして水気を切る。
2.アジは水気を拭き取り、塩・こしょうで下味を付け、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけたら180度の油できつね色にかりっと揚げ、油をよく切る。
3.食パンをトースターで焼き、それぞれ片面にマヨネーズ、好みで粒マスタードを薄く塗る。
4.③の食パン1枚に①をのせ、その上に②、ポテトサラダをのせ、もう1枚のパンでサンドする。
5.食べやすい大きさに切り、お皿にのせる(中身の多いサンドイッチを切る際は、爪楊枝などを対角線状にさして、具を固定してから切るときれいです)。
※簡単ポテトサラダ(作りやすい分量)
じゃがいも 3個(約300~350g)
きゅうり 1/2本
にんじん 1/4本
卵 1個
マヨネーズ 大さじ3
塩 ひとつまみ
黒こしょう 適宜
1.じゃがいもは小さめ、にんじんは薄いいちょう切りにする。きゅうりは薄い輪切りにし、塩をふって水気を絞る。ハムは半分に切り縦に細切りにする。
2.鍋に湯を沸かして塩を入れ、ジャガイモ、にんじん、卵(半熟~固ゆでが良い)を茹で、取り出す。
3.2.のじゃがいもをボウルに入れ、熱いうちにフォークなどでつぶし、マヨネーズを加えて混ぜる。
4.冷めたら3.にきゅうり、ハム、にんじん、粗く刻んだゆで卵を加えて混ぜ、塩・黒こしょうで味を調える。