ひとりひとり違うから素晴らしいが以外なことから腑に落ちた
世界各国の仏陀の顔です。
ネットからお借りしました。
同じ仏陀でも感じてるイメージやエネルギーが異なり、表現されるものも様々なのでしょう。個性豊か。
長男に面白いことを聞きました。
今の脳科学?哲学?では人に自我はない。人には個や意思もない。色んな環境や情報に左右され誰も自分で考えることができない。
ただの情報の集まりが自分であって、自分の自由意思で物事を決めているようにみえても自分で決めてはいない。
人はそれをしようとしてもできないのだ。
心は頭と同じ場所にあって、右脳と左脳のような役割に過ぎない。心が決めたことを瞬時に頭に伝えている。
頭はその決定に従っているだけなので、頭で考えて決定してはいない。心のコントロールは無理。心は周りにある情報から行動を決定している、などなど。
短くまとめ過ぎてわかりにくいかな。🤔
個(自我も個人の意思も)という存在は無い!と結論がでてるというのがとても面白いと思いました。
スピリチュアルでは個を立てながら全体へと統合していきます。対して個などそもそもないという今の科学的結論。
ここにも光と闇が現れている。
闇は悪いものではありません。
2元のこの世界では必ず対極が生まれます。
対極を教えてくれた長男との会話は1時間くらい続きましたがとても愉しいものでした。
以下は超略した会話です。☺️
「これは最近の研究でわかった結論なんだよ。例えばエコーチェンバー。SNSの情報はプラットフォームを作った側が同じ傾向を提示してくることによって、流れてくるものがどんどん限定され強化されていく。さも世界がそれしかないように造られていく。それによって自分で考えた結果は正しいと思うようになるけど、それは自分で考えたのではなく流れてきたものによって考えが形成されただけで無から自分が考えたわけではない。
だから人は自分で考えていないし、意思決定も自分でできていない。意思がない、個がないという理由の1つだよ。」
「ちゃんと自分で考えられていないというのは同意するよ。でもさ全く意思がないって何でかな?」
「それは心と頭の関係で説明されている。」
中略
「じゃあ今あなたが話しているそれはなに?あなたが自分の意思で話しているのではないの?」
「僕という人間の意思で話しているのではなく、自分の考えや思いでもなくただの情報の集まりを伝えていることになる。」
「えー、つまんない。あなたが何を考え何を思っているかに興味があるあって話しているのに、情報の集まりをきいてるだけならつまらない。
そこにいるあなたがただの情報の集まりなら、私はあなたの意思を尊重しなくていいんだね?個人に意思はないんだから。」
「えー、なんでそうなるの?!」
「だって私はあなたという人を大切にしたいからあなたの意志を尊重してるんだよ。あなたがただの情報の集まりにしか過ぎないのなら私には大切にする意味が無い。」
「えー?!、
情報の集まりに過ぎなくても物事を円滑にするためには尊重するの大切じゃん。
僕もその研究結果にはがっかりしたよ。がっかりしたけどそれが正しいとされてるんだよ。」
「がっかりするなら信じなきゃいいじゃん。」
「えー?!」😩
その時思ったんです。
目の前にいる息子がただの情報の集まりに過ぎないとしたらそれは心がないクローン人間もしくはサイボーグ。70億の人が皆ただのクローンで個性も意思もない。
それってなんてつまらない世界だろう。
どの人も各々が私が及びもつかない感性を持ち思考している。同じ経験をしても感じていることは全く違う。
だからこそこの世界は面白いのではないのだろうか。
今目の前にいる人は何を想い、何を考え、何を伝えたいのか。
今まで以上に関心をもって関われる気がします。