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"URBAN PICNIC" 試合編

2017.03.10 08:53

今回はand ROLL CAMP Chapter 1. "URBAN PICNIC"の会場1Fホールにて行った「試合」に関して、舞台裏をご報告させて頂きます。

【発表について】

下記に書き出した内容は、エントリーされた参加者全員に当日まで明かしませんでした。それは、緊張感と達成感のギャップを楽しんでもらいたかったからです。限られた時間でしたが "大人になって忘れかけていた刺激" をそれなりに感じてもらえたと思います。

【チームについて】

and ROLL CAMPのコンセプトである「ジム・アカデミー間を超えた新しい出会い」を試合を通じて生み出したかったので、ここを軸に置き構想を開始。参加者を帯別にシャッフルさせて頂き、3〜4名でチームを構成しました。※紫帯と女子は、エントリーが少なかったので、ワンマッチと巴戦で実施。

エントリーの際にキャリアや体重、年齢を聞いていたので、なるべくバランスを考えてチーム分け…、と言えども、100kgを超える方や50歳以上の方までとバラエティ豊かだったため、運営メンバーでエントリーリストを凝視しながら、必要に応じてアカデミーの代表に相談し、下記の通りで決定しました。

共通:大将のみ、大将戦で行う。その他のメンバーはチーム内で相談し、自由に試合順(先方戦、次方戦、副将戦)を決める。

白帯の大将:エントリー年齢上位者の方で構成

青帯の大将:アカデミー推薦者と体重が100kg以上の方で構成

大将以外のメンバーは、アカデミー分けや柔術歴、年齢など、出来る限り公平に振り分けさせて頂きました。

【試合について】

まず、試合開始前のルール説明を行った後、大将同士でジャンケンを行い、枠を決めました。

試合時間は、1試合3分を採用しました。円滑な試合進行、動きのある展開、初めての試合でも行いやすい、観覧者も楽します、が主な理由です。※紫帯、女子は5分で実施。

また、敗者復活トーナメントも準備し、なるべく多くの試合数を行えるようにも工夫しました。

【空間演出について】

「参加者へ思い出に残る試合を提供したい」ためにチャレンジしました。

蛍光灯を消し、LEDのカラースポットにムービングライト。大型のスピーカーを使用してのDJプレイ。そして壁に映像を当てて、クラブのような空間を演出しました。

開場前に、リハーサルを重ね、数々の柔術大会を見てきた橋本欽也氏に安全性や環境性をチェックしてもらい、本番を迎えました。

DJが刻むリズムに併せて、カラダを動かし試合を待つ選手や、今日初めて出会ったチームメンバーに大声で激励を送る選手。膠着も少なく、見る側も真剣勝負とリズミカルな音を併せて楽しんでいただきました。

【表彰について】

記録に残る試合では無いので、協賛各社にご協力頂き、優勝賞品としてご提供しました。賞品は人数分準備しましたが、チーム内で相談して選んでもらいました。これも童心に戻ったような素敵な風景でした。

【安全性について】

当日は、現役のドクターや看護師の方に協力いただいておりましたが、一人のけが人を出すことも無く終えることが出来ました。


WHITE FIGHTING LIVE 優勝チーム(協賛/イサミVHTS

藤田 幸生(ねわざワールド品川)、瀧嶋 俊介(SORA BJJ)、伊藤 祐樹(SUNNY FIT)、後藤 陽平(亀田柔術クラブ)

BLUE FIGHTING LIVE 優勝チーム(協賛/Las ConchasRVCA

千葉 広宣(亀田柔術クラブ)、柴崎 弘道(ストライプル茨城)、金子 尚正(Team Yasui BJJ)

GIRLS FIGHTING LIVE 優勝(協賛/ヤスイ

内藤 由利子(SORA BJJ)

PURPLE FIGHTING LIVE 優勝(協賛/Surf shop Bloom

小島 健作(muse柔術アカデミー)


A LIFE TIME OF GREAT MEMORIES. and ROLL CAMP 

 Wrote: 平賀 公次(VHTS) 

 Photo: 成田 サトシ(Jiu Jitsu NERD)