Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

あかまつの丘 西本梅

下間建築工房

2021.05.11 01:12

あかまつの丘西本梅へ上る坂道の下に、「下間(しもつま)建築工房」はあります。

 家の軸組の加工と棟上げを主に行う下間建築工房。工房の中はとても広く、大きな機械と木材が並んでいます。 

 代表の下間壽雄さんは、設計事務所などから依頼を受け、これまでに多くの家を建築してきました。現在では、遊具の制作など、様々なお仕事に裾野を広げられています。

趣味の音楽とともに暮らす大工
『下間建築工房』


高校卒業後、ものをつくる事が好きだったという下間さんは、建築の道を選びます。職業訓練校などで専門的なことを学び、工務店などで経験を積んだ後、「下間建築工房」をたちあげました。

 あかまつの丘西本梅の看板やバス停のベンチなども下間さんが手がけられたものです。


建築工房に音楽スタジオ

そんな下間さんの工房の中は、脚立で上って入る部屋があります。上ってみるとそこには、音響やギターやドラムなどが備わった、立派な音楽スタジオがありました。

 以前は木材などを貯蔵しておく倉庫だったそうですが、時代の流れとともに貯蔵する必要なくなったため、趣味の音楽機材を置くようになったのだとか。スタジオの中は「ただの趣味」とは言えないほどの機材が並び、本格的な録音機能もありました。ここでバンド仲間と集まり、演奏する時間は、何の隔たりもなく、言葉のいらない時間としてとても楽しいのだそうです。


仕事と遊びのスイッチ

仕事の建築も、趣味の音楽も、どちらも大事にしている下間さん。この2つは、明確に線引きしているのだとか。

 「建築は集中しないと失敗するからな。仕事は絶対におろそかにはしない」という下間さん。仕事の時には全く音楽のことは考えないのだとか。趣味のための仕事ための仕事でも、仕事の息抜きのための趣味でもないのだと言います。普段から、この2つをきっぱり分けているからこそ、どちらも楽しいのだそうです。

 そんな下間さんの活躍する「西本梅ばんど」は、地域イベントなどに、頻繁に出演されています。ぜひ皆さん、これからご注目ください!