若い奴らがいつも次を作っていく

jealous of you 

そう昨日先急ぐ部下の子に言いました。

野心いっぱいで　自分にプライドが高くて　人に使われるには限界がある！って向きになっている

しかしそのために争いながら懸命に貪るように学びにいく姿勢

そうそう！そうなんだよね　若いうちそれがなければ　そんなある意味傲慢な自意識が突き動かすもの

そんな時代が自分にもあったよね

自分絵切り拓きたくて　切り拓きたくて　自分の持っているものの少なさ小ささ　

人は相手から得るものがなければ付き合おうとしない

ブレーンって作るものではなく引き寄せるもの　その力がなければサロンもブレーンも持つことはない

若い時はそんなものなど持っていないからがむしゃらに貪る

ついつい斜陽になってしまうと余計な老婆心がもたげ　余計なことを言ってしまうお節介

若いもんは　困ってたね

やってみなはれ

最後にはなむけに伝えたのは「時代はすでに　金を出させる時代。金は使ってはダメ使わせないさいね」と口をついた。

そして　「いいなあ　羨ましいな。この後に及んでまだ羨ましいと思うよ。成功してね、また会おう

その時成功した話が聞きたいな。でも絶対やろうとはしない、私も負けず嫌いだからね」

そういう時代をやりきってきた。ボロボロになったこともある。だからこそ今自分の道を灯す灯火がぼんやり遠くに見えて来ている

これから挑戦する若い奴らに何もできないしいらないだろう

あ

そういえば　今ふとレイブラッドベリのショートショートを思い出した。

あるおばあさんが一人で暮らしていて。そこに少女がやってくる。

おばあさんは自分の思い出の宝物と写真をみせ、可愛らしかった自分の写真を見た少女がどうしてもその老婆とその写真の子が同じ人と認めてくれない。

いっとき向きになるおばあさん。

しかし　気が付く

そうだね

そして少女はそれでもまだ　そのおばあさんに　その（写真の）少女はあなたじゃないと言い切ってさる　

若い時読んだ　とても切なかった思いが込み上げたことを思い出す

今　その老女の気持ちに　なぜか重なっている気がする

これってなんなんだろう

そう　若いうちはそんなこと気づく必要はなく　そんな達観していては時代は動かない