Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マロウブルー

2021.09.30 03:40

和名は「薄紅葵」。美しい紫の花ですが、乾燥させると鮮やかな青い花弁になります。


粘液質でとろみがあり、内臓の粘膜の保護や刺激の緩和が特徴的。

口腔や咽頭、胃腸、泌尿器系の炎症を抑え、腎臓機能を保護する働きが期待されます。

特に咽頭の粘膜保護効果から、「美声のハーブ」とも呼ばれます。


また、ブルーベリーと同じアントシアニン色素を含むため、眼精疲労にも効果が期待されます。


熱湯で淹れると茶色がかった黄色のお茶ですが、水出しすると淡い青に。

レモン汁を加えるとピンク色に変化する特徴があります。


おすすめのブレンド

マロウブルーの効能は、咽頭の炎症の緩和と眼精疲労の緩和が特に重要です。

粘液質で、ほのかにとろみを感じる口当たりが優しく、香りは少々酸味を感じますが味はとてもまろやかで美味しいお茶です。

ジャーマンカモミール

咽頭炎の痛みを緩和するジャーマンカモミールとのブレンドは、見た目も華やかで可愛らしく、マロウブルーの優しいとろみのある口当たりとジャーマンカモミールのほのかな甘みでとても癒されるお茶です。

同じく咽頭の炎症を抑えるローズもさらにプラスすれば、見た目の華やかさも香り高さも加わり、咽頭をケアしつつ明るい気持ちにもなれる素敵なブレンドです。

アイブライト

眼精疲労の緩和の代表ハーブであるアイブライトに、アントシアニン色素を含むマロウブルーを合わせて疲れ目ケアに。

さらに、眼球周りの筋肉の緊張を和らげるパッションフラワーをプラスすれば、現代病といわれる眼精疲労の強い味方ブレンドになります。

PC仕事が多い方や、普段よくスマホを見る方には、ぜひ常備していただきたいブレンドです。

ハイビスカス

マロウブルーとハイビスカスは同じアオイ科。マロウブルーには味に酸味はありませんが、香りはハイビスカスと少し似ています。


ハイビスカスもまた、粘液質でアントシアニン色素を含み、眼精疲労に効果が期待されますが、酸味が強いため相性の良いハーブは限られています。

マロウブルーとは相性も良く、眼精疲労だけでなく夏の肉体疲労や食欲不振などにも効果が期待でき、さらに可能性が広がるブレンドです。


学名:Malva sylvestris

科名:アオイ科

有効成分:粘液質、アントシアニジン(デルフィニジン)、タンニン

作用:皮膚、粘膜の保護、刺激緩和、軟化

適応:口腔・咽頭・胃腸・泌尿器の炎症、保湿

使用部位:花