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オレンジフラワー

2021.09.29 21:00

高い鎮静効果で不安やストレスを和らげてくれるオレンジフラワーは、神経系の緩和に効果が期待でき、筋肉の緊張を和らげてくれます。

不眠にも効果が期待でき、寝る前のリラックスティーにおすすめです。


また、肌の新陳代謝を高め、コラーゲンの生成を促す効果も期待でき、美容にも大変効果の高いハーブです。


オレンジフラワーの茶葉には小さな斑点が見られ、ここから精油を抽出します。


ヨーロッパではオレンジフラワーは「純潔」を意味し、繁栄を多産の象徴。

イタリアのネロラ公国后妃が精油を愛用したことから、オレンジフラワーの精油は「ネロリ」と名付けられました。


おすすめのブレンド

オレンジフラワーの魅力は、その鎮静効果。ほのかに柑橘が香る青々とした芳香と味わいは、神経を落ち着かせるリラックスティーに最適です。

パッションフラワー

高い安眠効果が期待できるパッションフラワーと、鎮静のオレンジフラワーの組み合わせは、寝る前のお茶にぴったり。

リンデンやレモンバームをプラスすると、青空の下に広がる草原を思わせる爽やかな香りとほのかな甘みを感じ、リラックスした状態での深い睡眠が期待できます。

レモンバーベナ

ストレスによる消化器系の不調に効果が出来るレモンバーベナとの組み合わせは、食欲不振や緊張性の腹痛にも効果が期待できます。どちらも爽やかでほのかに甘いハーブですので、相性は抜群。


特に腹痛には、ジャーマンカモミールをプラスするとリラックスと鎮痛効果も期待できるのでおすすめです。

ローズヒップ

コラーゲンの生成を助けるローズヒップとのブレンドは、肌の新陳代謝を高め、美肌効果が期待できます。

ほのかな甘みと酸味の優しい味わいです。

さらに、肌の傷を修復する作用のカレンデュラをプラスすれば、日焼け等で傷んだ肌の修復効果も期待できます。


学名:Citrus aurantium

科名:ミカン科

有効成分:精油(リナロール、リモネンなど)、フラボノイド配糖体(ネオヘスペリジン、ナリンギン)

作用:鎮静、緩和、自律神経調整

適応:消化器系の不調、神経衰弱、不安、不眠、抑うつ

使用部位:花部