お月見団子 関西風
9月21日は「お月見(十五夜)」です。
お月見は1年の中で最も空が澄みわたる旧暦の8月に、美しく明るい月を眺める行事のことで、平安時代からある風習だと言われています。
当時は貴族たちの間に広がっていたようで、月を眺めながらお酒を飲んだり、詩歌や楽器を楽しんでいたようです。
江戸時代に庶民の間に広がった際は収穫祭や初穂祭などの意味合いが強く、収穫の喜びを分かち合い感謝する日だったようです。
そんなお月見にちなんで今回は関西風お月見団子、中華風卵蒸しパン、秋野菜たっぷりお焼きのレシピをご紹介いたします。
お月見といえば月見団子。月見団子は関西と関東でその形が違うことをご存じですか?
関東はよく見かける白くて丸い団子を月見団子としています。
関西は、里芋をイメージしており、餅にこしあんを巻きつけています。
中秋の名月の別名「芋名月」にその独特の形の由来があります。
【材料】(約15個)
白玉粉・・・100g
絹ごし豆腐・・・110g
砂糖・・・大さじ1(9g)
こしあん・・・150g
フルーツジャム用スパイスミックス・・・小さじ1/8 ※6つまみ位
【作り方】
準備:鍋に湯を沸かしておく。
① ボウルに白玉粉、絹ごし豆腐、砂糖を入れよく混ぜこねる。
目安は耳たぶの固さくらい。団子が固いと感じたら、少量の水分で柔らかさの微調整をする。
② 1つ15gに分けて胴長の里芋型にし、鍋に入れ茹でる。
浮かんできたら1~2分そのまま茹でてから、冷水にとる。
③ キッチンペーパーで団子の水気を取り、皿などに並べる。
④ こしあんにシーズニングを入れよく混ぜる。
あんがゆるい場合、ラップせずにレンジに1分ほどかけて水分を飛ばす。(まだゆるければ追加加熱する)
⑤ あんを10gに分け細長く丸め、手で長方形に平たくのばし、団子の両端が出るようにかぶせて巻く。
★こしあんにシーズニングを添加することにより、シナモン香る風味の良い、八つ橋のようなお団子に仕上がります。
お安いあんこも、シーズニングで風味豊かに仕上がります。