腰痛って簡単に治ったりします

確かに全ての人が簡単に治る症状ではありません。

しかし、ほとんどの場合キチンと処置すれば簡単に治ります。

でもやっぱり協力が必要ですね～。

こんな例がありました。

まあ酷い腰痛ではありません。

動きも普通に動けます。

腰だけではなく背中の緊張と腕の緊張もある典型的な腰痛状態です。

つまり上半身が異常の腰痛、腰が悪い訳じゃない腰痛ですね。

頸椎１番の右前下あたりを意識して顎の後側を指先で触れます。

圧痛は全てなくなります。

指を離します。

圧痛は全て元通り

そういう状態の人に椅子から立ち上がる練習を数回やってもらいました。

ただ立つだけですが指示通りにすると非常に難しい！！

普段からトレーニングしている方なので普通に立てるはずです。

しかし立てない。

立たなくていいですから立とうとするだけでいいです！！

というとすぐにそれを理解しやってもらいました。

数回やると圧痛が消失！！

どうですか？

痛くないです～！！

やっぱり言われたとおりにやってみる素直さって大事なんですが、なぜ素直になれないか？

それが心と身体と記憶にあります。

大事なのは記憶です。

その記憶を増幅させているのが情報です。

情報は良くも悪くも働きます。

腰痛は椎間板ヘルニアがあるからだとか狭窄があるからだというような誤った情報が身体を硬くさせてます。

３０年以上治療をしていますが、ホントのレッドフラッグのような症例は数例しかみたことがありません。

情報を集めてそれを記憶することによって心と身体が硬くなる。

だから新しいことにチャレンジできない。

だから治らないんですよね。

その記憶が心と身体を止めてます。

記憶を断ち切らないと腰痛は治りません。

だから難しいと言われる訳です。

姿勢が腰痛と関係ない？

アホなこと言わない！！

姿勢を正そうとする時の注意が必要なんですよね。

全身に意識を巡らせなければ駄目ですが、腰の痛い人って腰に意識をおいてしまう。

腰痛でなくなったら正しい姿勢に近くなるのは当たり前の話しです。

姿勢と腰痛は大きく関係します。

そして姿勢と心と記憶も大きく関係します。

素人が考えてもわかることを科学が否定することには承諾できませんね。

正しい姿勢をするには腸腰筋が弱いと駄目と言われたという人もいます。

腸腰筋の意味わかっとんか～？

そんなもん単独で鍛えられる訳ないやん！！

ちょっと考えればわかることなのに情報が錯綜してしまって意味わからんようになってないの？

情報が錯綜し過ぎてアホらしくて話しになりません。