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三浦知良 驚異の「サンバな50歳」伝説11!(1)ミラノのホテルが大歓迎!

2017.03.12 10:54

 2月26日の開幕戦、J2戦にしては異例となる1万3000人を超える観客がニッパツ三ツ沢球技場に押し寄せた。試合後、なんとピンクのスーツ姿に着替えて登場したカズこと三浦知良は、

「60歳まで頑張りたい」

 と、200人の報道陣に向かって豪語した。Jリーグ最年長出場記録を更新し続けるキング節を止められる者はもはや誰もいない。

 スポーツ紙記者が証言する。

「50歳の誕生日を開幕戦にドンピシャで合わせてくるとは、まさに持ってる男の証しでしかありません。誕生日は報道陣の前で祝うのが恒例となっていますが、紫、赤、スカイブルーなど毎年必ず極彩色のスーツを新調しています」

このド派手スーツは1着数十万円という高級品だという。

「私服がスーツというくらい、おしゃれ好きのカズはふだんは黒や紺などシックな色のスーツを着ています。特にイタリアのブランドが大好きで若い頃には高級店に出向き、端から端までスーツをまとめ買いしていたほど。今では本人でも何着持っているかわからないようですが、西麻布にはスーツ専用のマンションを所持しています。誕生日に仕立てた極彩色のスーツは誕生日が終わると『これはもう着ないね』と、ポイッと友人にあげてしまうそうです」(前出・スポーツ紙記者)

 ちなみにカラフルなスーツを選ぶ理由は、マイナー競技だったサッカーを新聞のカラーページに載せるための普及活動なのだとか。

 そのイタリア好きの由来はサッカー、ではなくイタリアンマフィアの抗争を描いた巨匠フランシス・F・コッポラ監督の映画「ゴッドファーザー」にあるというではないか。

 サッカーライターが、その敬愛ぶりを明かす。

「何度も繰り返してDVDを見直しているのはもちろんのこと、イタリアに移籍した際には真っ先にイタリアンマフィアの発祥の地・シチリア島を表敬訪問しているほどです。今でも毎年オフになるとプライベートでイタリア・ミラノで豪遊しているのですが、カズがホテルに到着したとたん、ゴッドファーザーの『愛のテーマ』がピアノ生演奏で奏でられ、最大限の歓迎を受けるといいます」

 イタリアではドン・三浦で通っている!?

 15歳でブラジルに渡り、「第2の故郷はブラジル」と言うカズだが、なぜかイタリア好きエピソードはまだまだ数限りない。

「ふだんはお抱え運転手の国産ワンボックスカーで移動していますが、他にも、アストンマーティン、レンジローバー、ポルシェ・カブリオレなど外国産の高級車を複数台所有しています。中でもプライベートで愛用しているのが、イタリアの伝説のスーパーカー、ランチア・ストラトスです。イタリア美女のようなエレガントな乗り心地がお気に入りなんだとか」(前出・サッカーライター)

 スーパースターたるもの、女も車も迷わずイタリア産!


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三浦知良「カズダンス」過去は許可制か マネした元横浜マリノス・城彰二氏を説教?

記事まとめ

50歳でも体脂肪1ケタ台というキングカズこと三浦知良の代名詞である「カズダンス」

かつて横浜マリノスの城彰二がマネした際「誰の許可を取ったんだ」と説教されたという

昨年大久保嘉人が披露した際は事前に許可を取っており、今は誰にでも解禁しているとも


三浦知良 驚異の「サンバな50歳」伝説11!(2)カズダンスは許可が必要!

 開幕戦に訪れた実父・納谷宣雄氏が五十路を迎えた息子について語る。

「今回の試合では65分ぐらい出て、ある程度は動けていたね。ただ、年々、ケガの治りが遅くなって、以前は1週間で治ってたものが1カ月かかるようになった。60歳まで続けるって?いや、本人はそれぐらいの気持ちでやっているということでしょう」

 とはいえ、そうした気持ちを持てるのも、自信があるからだろう。ド派手な言動ばかり目立つが、外見ばかりではなくスーツの下には50歳とは思えない鍛え上げられた筋骨隆々の肉体が隠されている。

「体脂肪1ケタ台という驚異的な肉体は全て節制のたまものです。40歳を過ぎてからは特に食事に万全を尽くすようになり、常に高タンパク低カロリーのものを摂取しています。カズは遠征に帯同するトレーナーのほか、専属の栄養士まで雇っていて、『これ食べて大丈夫?』と、食べる前に食事の写真を撮って、栄養士に確認しています。今でこそ、ライザップなどのダイエット法に取り入れられているやり方ですが、実はカズさんが先駆者なんです」(スポーツ紙記者)

 大手グループのほうがキングカズ方式を取り入れたのかもしれない。

「シーズン中はお酒を絶ち、夜8時に就寝して6時に起きる。そんなストイックな生活ぶりは若手のJリーガーにはマネできないはず。もっとも最近は、『無理をするとかえってストレスがたまる』と言い放ち、焼き肉でもカツ丼でも食べているそうです」(サッカーライター)

 ピッチ外でもカズの即効技は冴え渡る。ブラジル留学時代に、当時JALのキャンギャルだったりさ子夫人(49)をグラビアで見初めて、交際したというのは有名なエピソードだ。

 当時を知るサッカー関係者が語る。

「19歳で一時帰国した際に、知り合いの記者に『このコの連絡先を教えてよ』と逆取材。当時は、まだJリーグも始まっていなかっただけに『ミウラカズって誰?』状態だったため、1週間後に事務所の電話番号だけ教えようとすると、『もう大丈夫。さっきお茶してきたばかりだから』と、まさに異次元の速攻で口説くテクを見せつけていました」

 ゴールを目がけて速攻でバモラ(レッツゴー)! と猪突猛進するのは生来のストライカーの証しだろう。

 カズの代名詞といえば、ゴールを決めたあと、サンバのステップを踏んで右手を掲げる「カズダンス」だ。

「最近になって、元ブラジル代表のカレカのマネをしたのがきっかけだったと告白しています。でも、かつて横浜マリノスの城彰二がマネしたところ、カズから『誰の許可を取ったんだ!』と説教された」(前出・スポーツ紙記者)

 なんとカズダンスは許可制だった!

「その後、昨年、大久保嘉人がJ1得点『139』というカズ超えのゴール後に披露した際には、事前に本人に許可を取って、カズダンスを披露しています。もっとも、今ではカズ自身が誰でもマネしていいと使用を解禁しています」


「三浦知良」のまとめ 75件

https://news.nifty.com/topics/keyword/三浦知良/160530003920/

三浦知良 驚異の「サンバな50歳」伝説11!(3)「“シキョウ”ってナニ?」


プロ意識の高いカズのこだわりといえば、背番号「11」だ。

「ブラジルでは、3トップの左ウイングを表す『11』に由来します。そのため、移動のバスはいちばん後ろの左奥が定位置で、今ではキングカズシートと呼ばれています。世界選抜に選ばれた時にも『俺はあの席』と、世界のスーパースターを押しのけ座っていた」(サッカーライター)

 キングカズの名は世界でもピカピカに輝くのだ。

 だが、怖いものなしのカズにも、意外な弱点があった。スポーツ紙デスクがこっそり耳打ちする。

「実は小中学生時代の体育の授業では、バレーをすれば空振りして顔面でレシーブを受けるほどの運動オンチなんです。水泳も大の苦手で、はたから見れば溺れているのか犬かきをしているのかわからないレベル。それでも、最近はリハビリのためにビート板などを使って克服しているようです。サッカー選手としては足も速くない。でも、ドリブルや相手をかわすテクニックでは天賦の才能を持っているから怪物なんです」

 水泳以上に不得意としているのが漢字だという。

「ブラジルから帰国したばかりのカズが、走っている車を見て、『最近日本も変わったね。“シキョウ”が乗ってるって書いてあるけどあれはナニを乗せてるの?』と尋ねたそうです」(前出・サッカーライター)

 カズが指さしたプレートには「子供」の文字が‥‥。

「のちにテレビの取材を受けた際、その担当記者が東大卒と知ると、素直に『へー、すごいなぁ。漢字いっぱい知ってるんでしょ』と感心したそうですから」(前出・サッカーライター)

 15歳で高校中退し、ブラジルへ渡ったカズならではの突き抜けた伝説だろう。

 本人は決して口にはしないが、それでも肉体的には限界が迫っている。

「昨年くらいからボールを持っていないところで足がもつれているが、それでもまだまだ引退はない。というのも、試合を欠場し観戦している時に『4-4-2とか3-5-2とか言うけど、俺、フォーメーションとか見ててもわからないんだよ』とカミングアウト。要は、とてもじゃないが監督や解説者にはなれないということです」(スポーツ紙デスク)

 引退しないのは永遠のサッカー小僧だからなのかも。

「弱小だった時代から『日本をW杯へ連れて行く』と夢を掲げたカズの功績は大きい。フランスW杯では直前に代表から落選し、選手としては出場できませんでしたが、その反骨心がここまで現役でいられることにつながった。今の夢はもう一度Jリーグで得点をあげたいということ。チームをJ1昇格させ、来年の開幕戦でピッチに立った時にカズの願いはかなうのかもしれません」(スポーツ紙記者)

 引退式もやはりド派手になるのだろうか。再び、実父・宣雄氏が熱弁を振るう。

「開幕戦のあとすぐにブラジルに来たんだが、こっちのラジオやテレビで誕生日のことをバンバン放送していたと聞いたよ。ブラジルでも知名度があるんだよな。実際、以前所属していたクラブ・ジャウーが対サントス戦で、知良の引退試合をやりたいと言ってくれてるんだよ」

 その時こそ、カズが少年時代から憧れるブラジル・マラカナンスタジアムのピッチに立つのだろう。