非言語 Non-Verbal
2021.09.14 13:29
コロナ禍でオンライン会議などが増え、非言語コミュニケーションの大切さについてよく耳にします。
非言語コミュニケーションというと、通常、身振り手振りなどのしぐさや表情、声のトーン、服装など、言語によらないコミュニケーションを指します。
対面だと自然にとれるコミュニケーションが、オンラインだと何かが違う。
そこで大切なのが非言語ですよということのようです。
確かに、頷いてもらうと話しやすいとか、伝わっている実感を得たりもします。
でも、しぐさや表情など目に見える部分だけではなく、それよりもっと広い、深い、原始的?なものが非言語 Non-Verbal(ノン・バーバル)にはあるように思うのです。
五感以外のものも使って感じるもの。
物質化していないものも含めて伝わり合う何か。
猫と暮らしていると、全ては非言語の世界です。
それでも、嬉しかったり退屈だったり大好きだったり、ちゃんと伝わります。
言葉は豊かで優れたコミュニケーションですが、言葉に頼りすぎると直感が鈍ってしまいますよね。
非言語のコミュニケーションでは、脳の内側前頭前野が活動するそうです。
共感性や直感的判断を担うところなのだとか。
きっと言葉ではなくその人自身を感じているのでしょうね。
非言語に立ち返るケア法として、こちらはどうでしょう。
顎関節をグー(猫の手)でコリコリと刺激します。
何かあるときは、少し痛いかもしれません。
言葉が過ぎたなとか、文明にまみれて疲れたなとか、嚙み砕く命への感謝は足りてるかななんて思うとき、私はこれをします。
施術の中でも必ず行います。
そうしてクリーンアップできたら、非言語でキャッチしたものを信頼して生きましょう。