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kojinkai

上手い塾の使い方。

2021.09.15 01:00

今日、中1の授業後に

ある子から相談を受けました。

なんとかしたい単元がある、

とのことでした。



私は、指導者である以前に

1人の人間でもあります。

熱心に目標を持って取り組む子を

贔屓したくなるのは自然なことです。

当然金銭のやりとりはあるので

技術的な指導はきちんとしますが、

それ以上のことはもう、お互いの

人間的な関係に拠ります。



本来、今やっている月曜日の6年の

指導もやっていませんでした。

しかし、5年生の時にある子の

親御さんからご相談があり、

本人にもやる気があったため、

私も余力があったということから

始めたのが月曜特訓でした。

だから、親から言われて

嫌々来るような子には

やはり技術的なやり取りしか

ないのです。

必然、声をかける頻度も

頑張りたいと必死に考える子に

偏りがちです。そして、

それが、成績上昇に影響を

与えたことは間違いありません。

なぜなら、頑張りたい気持ちを

私にぶつけ、そして、

一つ一つ解決しようと

挑んだのですから。



中学生であっても同じです。

私に要望するというのは、

それなりに覚悟があってのことです。

私は、時間に余裕がありさえすれば

それをその子に割く用意があります。

物理的に不可能であればそう伝えますし、

できるならばその範囲を提示します。

お互いにできる範囲をすり合わせ、

そして、その限られた時間で、理解を、

そして、指導者と学習者としての

関係性を向上させるのです。


昔から、頑張りたい子を拒んだことは

一度もありません。

頑張りたくもないのに来たり、

頑張る気がないのに通ったりするのは

わたしには不思議でならないのですが、

頑張りたい子には私は全てを

与えたいと思っています。