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歩くことは人類の最良の薬である。

2021.09.15 00:40

タイトルにあるこの言葉は医学の父と言われている古代ギリシャの医師、ヒポクラテスの言葉です。


健康を維持していくには、よく歩きましょう。ということなんですが・・・。


よく、1日1万歩は歩きましょう。とか言われていますが、これは具体的な研究から出された数字ではなくて「あくまでそれくらい目指しましょう!」という大まかな指標だったんですね。


中には、1日1万歩なんてとうてい歩けないです。といってその数字を見聞きしただけで諦めてしまった方もいらっしゃるかと思います。


今回は、健康増進の効果を得るためにはいったいどのくらい1日に歩けば良いのか?というのをアメリカマサチューセッツ大学アマースト校が調査をしているので、シェアしたいと思います。


この研究では、アメリカの4つの都市から募集された約2000人の38~50歳の男女を対象として、加速度計というものをつけてもらって、1日の歩数と歩幅を記録してもらいました。


この追跡調査は2005年~2018年まで行い、定期的に歩数データと健康チェックを実施して、最終的には72名が亡くなっていました。


データの分析から、被検者は1日の平均歩数が7000歩未満、7000~9000歩、1万歩以上の3つに分けられています。


歩数以外にも年齢や性別、BMI、食生活、学歴、人種、喫煙やアルコール摂取量も記録したそうです。


すべてを考慮した結果、1日の平均歩数が7000歩以上の人は、7000歩未満だった人と比べて65歳以下の早期死亡リスクが50~70%低いことが分かりました。


歩くスピードや強度はこの死亡率に影響はしなかったそうです。


そして1万歩を超えても死亡率を更に下げたり、他の健康増進には繋がらなかったということで、あるところまでいくと、死亡率の低下に対しては効果はないそうです。


ここで新たに1日7000歩という基準が設定されましたので、以前よりかはチャレンジしやすい数字かなと思います。


医学の父とも言われている古代ギリシャの医師であるヒポクラテスは

「歩くことは、人類の最良の薬である。」

といいました。


歩くことは腰痛の緩和だったり、糖尿病や心臓疾患のリスク低下、認知機能低下の予防にも効果的とされています。


いつでも、どこでも、だれでも

行える最もシンプルで簡単な運動ですよね。僕もこの数字を目標にして毎日動いていきたいと思います。



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