【ニュース】「これぞまさしく歌のワクチン!」在宅ブルースマンが歌う「俺はバイキンじゃねえ!」に中高年が共感!
昨年からのコロナ禍において、今年の4月21日に配信限定にてリリースされた、在宅ブルースマンなる覆面バンドが歌う「俺はバイキンじゃねえ」という曲が話題となっている。
■配信限定リリース 在宅ブルースマン「俺はバイキンじゃねえ!」配信ジャケット
この楽曲に出会い、配信というかたちでリリースまでをプロデュースした音楽評論家の富澤一誠氏は「コロナ禍時代の〈歌のワクチン〉はずばり「俺はバイキンじゃねえ!」である、と私は思います」とコメント。
この「俺はバイキンじゃねえ」という曲は、正体不明の覆面バンド『在宅ブルースマン』が歌う楽曲で、現在のコロナ禍から10年経った未来から今を振り返る設定で、慣れない在宅業務の中、奥さんから邪魔者扱いされたり、街中での居心地の悪さを感じた主人公がバンドを組み「俺はバイキンじゃねえ!」と叫んでいる。
■在宅ブルースマン「俺はバイキンじゃねえ!」ミュージックビデオ
今回この楽曲をプロデュースした富澤氏は、「ある小料理屋で会食をしているとき、隣の席で大きな声で音楽談義をしている3人組がいて、聴くともなく聴いていると、「コロナがこれだけ騒がれているのにコロナの歌がないのはおかしい。俺が作ってやる」と勢いづいている人がいたのですが、その人が大きな声で歌詞らしきものをべらべらとしゃべっていました。
あまりにも面白かったので、私は話に割って入り、「歌ができあがったらぜひ送ってほしい。私のラジオ番組で紹介したいという旨を伝えて、名刺を渡した」と、偶然の出会いからこのプロジェクトが始まったとコメント。
唯一彼らに会ったことがある富澤氏は、「背広にネクタイ着用のどこから見てもサラリーマンで、60歳前後。会社名を言ったら、ほとんどの人が知っている会社の社長さんを中心に、メンバー6人がそれぞれ会社を代表する立場の人たちなので、名前が出ると、まして面が割れると進退に影響があるから」と、覆面バンドとして活動する理由を明かした。
■音楽評論家・富澤一誠氏
その富澤氏を通じ、今回の配信リリースが話題となっていることに対して、在宅ブルースマンからのコメントが届いた。
「驚天動地!感想は?と問われれば、この言葉に尽きます。『俺はバイキンじゃねえ!』がFM局でかかったり、ミュージックビデオも作られたり配信リリースされたり、自分たちの出来事とは思えない日々に驚いています。だって、バンドメンバーの6人中3人が還暦越えの普通のサラリーマンなのですから、私たち」と、これまでの反響に驚き「初めは夜の街、今は飲食店ですか。コロナは一般市民、特に社会的弱者にとても厳しい疫病だと思います。事が何であれ、抑圧される側のそれを跳ね返そうとするパワーだけは、そこはブルースバンドの矜持として何とかこの曲で表現したい、そんな思いで歌い、演奏しました」とコメントした。
また、富澤氏は「緊急事態宣言、まん延防止等重点措置などが発令され、自粛生活を余儀なくされている。そんな人たちの心からの叫びは「俺はバイキンじゃねえ!」ではないだろうか。つまり、この歌は私たちの〈心の叫び〉であるからこそ今必要な歌なのです。コロナ禍時代の〈歌のワクチン〉はずばり『俺はバイキンじゃねえ!』であると私は思います」と、更なるこの曲の広がりに期待した。
■「俺はバイキンじゃねえ!」(在宅ブルーズマン)各音楽配信サイトにて配信中
■テイチクエンタテインメント
http://www.teichiku.co.jp/catalog/age-free-music/2021/D-D057.html
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