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学習塾 STUDY PRO

夏期講習を終えて

2021.09.15 06:52

約3カ月ぶりの更新になります。


2021年5月に開校して以来、本当にたくさんの生徒が通ってくれるようになりました。

非常にうれしい限りですが、そろそろ入塾を打ち切る学年も出てきています。

ご検討の方は、お早めにご連絡いただきますようお願いいたします。


さて、開校後初めての夏期講習を終えたところですが、

特に中3の受験生たちは非常によく頑張ってくれました!


私から受験生たちに課した内容は、大きく分けて2つです。

目的はHOW(どうやるのか)とWHAT(何をやるのか)を明確にすることです。



①1日最低8時間は必ず勉強すること。

②出された課題は「課題管理シート」で管理すること。


この1日8時間というのは、完全に勉強にすべてを懸けた時間というわけではありません。

ちょうど多くの大人の勤務時間と同じですよね。


しかし8時間勤務を終えても大人はいろいろなことをできますよね。

掃除や洗濯などの家事や、少しですが趣味に使う時間もありますよね。


大人は1日を仕事だけに使うことは難しいですよね。

中学生だって、1日を勉強だけに使うことは難しいのです。


だからそれを、ちゃんと認めてあげなければいけません。

だからこその、8時間なのです。


例えば、朝から勉強する場合、

9時~12時(3時間)

13時~18時(5時間)

これで合計8時間です。


朝からしっかり勉強するならば、18時以降は一切勉強しなくても良いのです。

スマホよし、ゲームよし。

食事や入浴等の時間は必要ですが、夜を自由に使えるというのは生徒にとって大きなメリットです。


権利を得るために責任を果たさせるわけですね。


午前中を寝て過ごしたい、あるいは友達と遊びたい。

そんな日もあるでしょう。そんなときは、

13時~18時(5時間)

19時~22時(3時間)

というスケジュールで勉強すればよいのです。


よく、「やる気がでないから勉強しない」

という声を生徒からも保護者様からも聞きます。

ではやる気を出させる方法を探します。

しかし人間の体のどこに「やる気スイッチ」があるのでしょうか?


親「やる気を出しなさい!」

子「はい!出します!」


こんなやり取り、今までに経験したことがありますか?

いえ、あったとしてもそのやる気は継続しましたか?


そもそも、「やる気」をベースに

「勉強する」「勉強しない」を決めること自体、間違いなのです。


大人は「やる気」がなくても出勤しますよね。

やる気の有無にかかわらず、仕事は一生懸命やりますよね。

確かにやる気に満ち溢れているときのほうが成果を挙げることができることもありますが、

逆に空回りしてしまうこともあります。


つまり、やる気とは必ずしもいいものとは言えないし、そもそも必要なものでもないのです。


だからルーティンを作るのが最も手っ取り早いのです。

やる気があってもなくても、「やる」のですから。


これでHOW(どうやるのか)はクリアになります。

次いでWHAT(何をやるのか)です。


これには「課題管理シート」を用いました。

フォーマットはここでは公開しませんが、簡単に言うと課題の内容と期限を書く紙です。

その期限は多くが生徒が自分で決めます。

毎日8時間、1週間で56時間、1カ月で224時間。

この膨大な時間の勉強量は、中身はすべて私が決めます。

その指示通りの内容の勉強をすることで、成績向上を保証するわけです。


どう・なにをやれば成績が上がるのか、はさすがにプロの教師でなければ、

判断も管理も難しいところだと思います。

そこは私の腕の見せ所ですね。


そうして迎えた8月末の模試。

7月に実施した初めての模試と比べて、まだ自己採点ベースですが、

とても大きく成績を向上させることができました。

まだ正式な成績開示はされていません(本日発送されるようです)が、

成績表の到着が本当に楽しみです。



そして、9月。

入試(模試)の対策を全面的に行ってきましたが、

実は8月の後半は中間テストの勉強にも重きを置いてきました。


そしていまこの時期も全力投球中です。

モチベーションを与え続けるために、全中学生には以下のプリントを配布しました。

(許可なく複製・転載を禁じます)


中間テストで点を取るメリットとは何でしょう?


例えば青梅総合に行きたい生徒がいるとして、

もし内申点で35(オール4に3が1つ)を取ることができれば、

「ほぼ確実」に推薦入試で合格することができます。

一般入試を受けることなく、合格することができるのです。


東京都は、ほかの都道府県以上に内申の重要度が高いのです。

それを重々伝えたうえで、「楽をできる方法」を伝えます。


デメリットを強調するより、メリットを強調したほうが、人間は動くそうです。


近いうちに、生徒たちの偏差値や内申点がどれほど上がったのか、

実例を公表できると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。


校舎の外にも掲示する予定ですので、ご近所の方はぜひ見てあげてください!